STEEL RIM

写真と子育てについて綴っています。

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最近の記事

カシャ

M11/M11-Pの電子シャッターについては、いくかのレビューサイトでシャッター音がないから撮影できているか分からないというコメントがあった。 国産のカメラメーカーではファームアップで電子シャッターに音を付けた実績があり、ライカでもできるという意見がありましたが私は懐疑的。 そういうカメラには開発時にサウンドカードが組み込まれていて、開発の都合でファームアップ対応になっただけでしょうね。 ライカがサウンドカードを組み込んでいるとは思えない、音が出るM型カメラにしていると

    • OLD FLAME

      私にとってフィルムカメラは、好きだったのに別れてしまった恋人のよう。もうフィルムカメラに戻ることはないでしょう。 暗室の引き延ばし機で構図を決めていた頃と比べて、今まではLightroomでのデジタルレタッチは少し安っぽい感じがしていました。 ところが6,000万画素という圧倒的なデータサイズを扱うようになってからは、その物足りなさはなくなってしまいました。 だから仕上がり写真のクオリティは勿論デジタル画像を推しますが、楽しいのはどちらかと聞かれればフィルム写真だと思い

      • Leica M12?

        Leica RumorsにM12に関する最初の噂が掲載されました。 M12はM11より3mm小さくなる(ボディの高さまたは幅のどちらが小さくなるかは書かれていない)。 富士フイルムのX100シリーズのような新しいハイブリッドファインダーが採用されるかもしれない。または、100%電子ビューファインダーが採用されるかもしれない。 左上のISOダイヤルは取り除かれる可能性がある。 親指で操作できる新しいダイヤルがシャッターボタンの辺りに導入されるかもしれない。 背面は3.

        • シェンロン

          幼稚園児の頃はアンパンマン、小学校に入るとポケモンと息子のブームは順当に巡って来た。 私には分からないことばかりだったが、最近は或るゲームの影響でドラゴンボールに目覚めたようだ。 少年ジャンプでドラゴンボールを読み耽っていた世代の私は、息子にストーリーの一端を話してあげると目を輝かせて聞いてくれる。 息子に、こういう眼差しを向けられるのは何年ぶりくらいだろう。

          ZEISS C Biogon T* 2,8/35 ZM

          M11-Pのレビューはあちらこちらにありますので、敢えて書き加えることはないでしょう。この記事は、最近私の常用レンズになった「ZEISS C Biogon T* 2,8/35 ZM」についてのレビューです。 PRODUCT OVERVIEWメーカーの公式サイトによると、レンズ名冒頭には「Compact」を意味する「C」があり、「T*」は「T*アンチレフレックスコーティング」というコーティング名とのこと。後述の通りこのコーティングは逆光耐性という点では大変素晴らしいです。そし

          ZEISS C Biogon T* 2,8/35 ZM

          連休前はいつも忙しく

          最近は仕事が忙しくて夜遅く帰ることが多い。 早寝しない息子は起きていることが多いのだけど、私が疲れて帰る日は少し優しくしてくれる。 そういう心遣いに気付くことができる年頃になってきたのか。 連休中は、息子の行きたいところへ行こう。

          連休前はいつも忙しく

          カメラを片手に

          カメラを片手に、新しいカメラに慣れるために、横浜の観光地を歩いてまわる。 妻と息子も同行してくれて、ポートレート写真も撮影することができた。 ポストプロダクションでは、6,000万画素のRAWデータをトリミングで作品に仕上げることができる手軽さが半端ない。 こうやって簡単な方へ、手軽な方へと流されていく。初心を忘れないようにしておかないと。

          カメラを片手に

          LEICA M11-P

          M11-Pデビューです。 敬遠していたのに購入に至った方は経緯を説明する人もいますが、私は少し恥ずかしい。 いろいろな作例を見て、私も触ってみたくなっただけ。 只々、流されただけさ。 レンズは前々から気になっていたビオゴンの35mm f2.8です。 しばらくはこの組み合わせでの撮影になるでしょう。

          LEICA M11-P

          伏線

          最近、ファインアート写真に興味が沸いてきて、手探りだけど自分でも挑戦したいと考えるようになった。 ボケ感の美しさを見せるのではない、写真そのものの質に芸術性を求める写真だ。 「その手の写真を撮るには、機動力のある高画素機がいいな。」なんて考えていると、興味のベクトルが俄然としてM11/M11-Pに向き始めた。 機材を整理するかな。

          七転び八起き

          息子は今日、チェスの公式戦に挑んだ。 初めての公式戦だったので成績は揮わなかったが、とても悔しがっていた。 それがとても良かったと思う。次に繋がる敗戦だ。 相変わらずパパとボードを挟んで練習する気はなさそうなのだが。

          七転び八起き

          M11-D vs M-D (TYP262)

          最新の噂によると、M11-Dのボディはブラックペイントになるそうだ。 https://leicarumors.com/2024/03/30/update-the-rumored-leica-m11-d-will-be-black-paint.aspx/ 噂通りLEICA M11-Dが五月頃に発表されるとなると、今頃は量産を開始しているのだろうか。量産と言ってもM-Dは500台、M10-Dは1,000台しか製造されていないという話で今回は何台くらいの規模になるだろうか。

          M11-D vs M-D (TYP262)

          距離感

          出張から帰ると、離れていた分だけ息子とお風呂に入ったり一緒に寝たりしようとしているのだがウザがられる。 もうそうゆう年頃だから、仕方のないことだけど。気が付けばそういう年頃だ。 私の方が淋しくなって、息子に何かしてあげようとすると鬱陶しいと言わんばかりの顔をする。 この悪循環を断ち切れるほど、私は強くない。

          Winnipeg -4

          旅の最終日に観光に出た。街の中心に位置する"Canadian Museum for Human Rights"だ。 人権を扱った博物館といったところだが、人権そのものをテーマにしているところが移民の国らしい。 重たい内容の多い展示だったが、ここに訪れること自体が意味のあることのように思えた。 最上階は展望階になっており、四方から光の差し込むパノラマはまるで希望を感じさせるかのような仕掛けだ。 この翌朝、私は身支度をして帰国の途に就いた。旅先でも仕事に追われる毎日ではあ

          Winnipeg -3

          現地の雑貨屋で息子が前前から欲しいと言っていたドラゴンのぬいぐるみを見つけた。 日本ではなかなか見かけなかったのだが、地球の裏側で見つけてしまった。 お土産はこれで決まりだと思いタグを見ると「メイド・イン・ロンドン」と書いてある。 なんとも土産感のないお土産だが、翌朝(日本の夜)にラインで映像を見せると目を輝かせて喜んでくれた。 帰国してからもずっとドラゴンと一緒にベットで寝ていて、ここまで来た甲斐もあったかなと感慨深い。

          Winnipeg -2

          この街は近年、積極的に移民を受け入れているらしく、現地ではさまざまな人種の人たちを目にした。 移民が多くなると治安が悪くなりそうだが、そのような雰囲気は微塵も感じなかった。私が忙しくて、鈍感になっていたのかもしれないが。 高々数日の滞在では何も分からないのだが、特に身の危険を感じることはなく寧ろ人々の温かさに触れる日々だったことを思い出す。 こんなにトラブルのない旅行は初めてかもしれない(笑)。

          Winnipeg -1

          陽気な気候のサンフランシスコから、氷点下の世界へ降り立つ。 凍っている川へ近づくと、肌を刺すような冷たい風が吹き荒れる。 そして、動作環境0℃以上の私のカメラはフリーズしてしまう。 今回の旅では屋内からしか撮影できなさそうだ。 一度電池を取り出して、カメラを再起動させる。