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謎解きイベント 「二つの真実 〜消えたアミュレットの謎」の素案

こんにちは、Steveです。

昨日、ニッチマーケットに関する記事を書いていた際、例として挙げた脱出ゲーム「二つの真実」についての思考が止まらなくなりました。

頭の中でイマジネーションがどんどん膨らみ、他のことを考える余地がなくなってきたため、一旦書き出すことに。具体的な企画書を書きましたがそちらは後日紹介しますが、今回はその中で重要な小説の冒頭部分を初回します。

イベント概要: 謎解きの招待状

参加者はオンラインで紹介された小説「二つの真実」の読者。最終章の公開日に、予想外の展開が待っています。公開されるはずだった章の代わりに、差出人不明のアドレスから謎解きイベントへの招待状が届きます。参加者はこの招待状で謎解きを時にきた設定です。

イベントの目的: 街の新たな一面を発見

このイベントでは、謎を解きながら、参加者の皆さんにはお馴染みの街、または行ってみたいと思っている街の新たな一面を発見していただきます。普段見過ごしている街角の秘密や、隠れた魅力を解き明かしながら、街の深い理解へと誘います。

小説の役割: 非日常への誘い

このイベントを盛り上げるため、小説「二つの真実」の冒頭部分をネットで公開します。この小説は、ただの物語ではありません。参加者が追求すべき謎、現地で参考になるヒントが巧妙に織り込まれています。イベント当日までに、この小説を通じてイメージを膨らませ、非日常の世界へと誘います。そして、イベント当日は、まるで自分が主人公になったかのような錯覚を体験していただきます。

「二つの真実」
静かな夜、東京の煌めく街を背景に、内村萌は自分の人生を思い返していた。27歳になったばかりの彼女は、地方の小さな町から大都会東京へと就職のためにやってきた。新しい生活、新しい職場、そして何より新しい友人たち。特に、オンラインイベントで出会った開智健太と柳田奏との出会いは彼女にとって大きな意味を持っていた。
健太は30歳の東京生まれ。知的で落ち着いた雰囲気を持つ彼は、どんな状況でも冷静さを失わない。一方、青森県からオンラインでつながる22歳の奏は、明るくエネルギッシュな性格で、3人のグループにいつも活気をもたらしていた。
ある日、3人はオンラインで話し合っていると、健太が不思議な話題を持ち出した。彼の住む街のシンボルとも言えるアミュレットが突然姿を消したというのだ。その街の住人たちは動揺し、噂と憶測が飛び交っていた。
「これはただの盗難じゃないかもしれない。」健太の言葉に、萌と奏は興味を持った。
「私たちで調べてみない?」萌が提案すると、奏もすぐに賛同した。
「でも、どうやって?」奏は疑問を投げかける。
「実際に現場を見てみるのが一番だ。」健太が言った。「萌、君と一緒に行けたら助かるよ。奏、オンラインでのサポートをお願いできるかな?」
こうして、彼らの小さな冒険が始まった。萌と健太は、アミュレットが消えた街へと向かった。街の中心にあったアミュレットの展示場所は、今や人だかりと警察の姿で溢れかえっていた。
「ここから始めよう。」健太が萌に言った。
彼らは現場の周囲を注意深く観察し始めた。その間、奏はオンラインで彼らに情報を提供し続けていた。警察が見落としたかもしれない手がかり、地元の人々の証言、そして、何よりもそのアミュレットにまつわる歴史と伝説。
「ここには、古くから伝わる伝説があるんだ。」奏の声がオンライン上で響く。「アミュレットは、街を守る力を持っていると言われている。それがなければ、街に不幸が降りかかるとも…」
「そんな伝説があるのか…」萌がつぶやいた。
「だから、この盗難はただの犯罪ではなく、何かもっと大きな意味を持っているかもしれないね。」健太が深刻な面持ちで言った。

そうして、3人はこの謎解きに本格的に取り組むことになった。アミュレットの消失に隠された真実を暴くために、それぞれの能力をフルに活用し始めたのだった。

残念ながら、僕は小説家ではないので、このような仕上がりになっています。しかし、本来であれば、もっと文章が上手な方に書いてもらえば、より魅力的に仕上がると思います。

イベントは単に当日の体験だけでなく、参加する前からのワクワク感をいかに演出できるかが重要です。そこで、参加者が自分を投影できるキャラクターを3つ用意しました。第1章ではこれらのキャラクターを紹介し、参加者にどのキャラクターを選ぶか決めてもらいます。第2章では、いくつかの謎を提示し、第3章では当日現地にいるキャラクター(運営スタッフ)について少し触れます。そして、第4章が最終章となり、イベント当日に参加者が謎を明らかにしていく形式が理想的です。

このように、イベント参加前からの情報提供と物語の展開により、参加者の期待と興奮を高め、当日の体験をより豊かなものにすることができます。

どのようにプロモーションをするかなどの細かい企画書は追って紹介します。

今回は最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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