先日、ボーカリストの友人と西城秀樹の話になって、「テレビの歌番組ってたった１曲しか歌わないのに、あのスイッチの入り方は本当に尊敬に値する」と言っていたのが印象的でした。
う〜ん。言われてみれば確かにそうだよなと。

テレビで観ている側からすると、それはもう当たり前のように感じますが、歌う側からすれば、たいしたウォーミングアップもできてない状態から、一気にトップギアに入れて歌うことはなかなか難しいです。
特にテレビ番組って待ち時間が長いですし。

テレビ局のスタジオだろうがコンサートホールだろうが、その空間の空気をガラッと自分の世界にして、グッと引き込むのがプロの仕事です。
そういう意味では西城秀樹ってプロ中のプロでしたね。

もちろん歌もパフォーマンスも素晴らしく、だからこそあれだけ長く活動し、多くのファンを魅了できたのです。

今回ピックアップした動画はオリジナル曲ではありませんが、プレイヤーとしてもレベルが高かったことがよくわかるので観てください。