スティーブM

好きなものは、青い海、酒、犬、バラ、歌、芸術、言語、人間。

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最近の記事

喜びと悲しみのはざまで

最初この歌を聞いたとき、喜びの歌だと思った。 でも、なぜか悲しい気分が最後に残る。 もう一度、聴いてみる。 やはり、悲しい気分が残る。 もしかすると、この子はもうこの世にいないのかもしれない。 平原綾香が自由にあやつる高音と低音が、 喜びと悲しみのはざまに生きる人間の姿を、 圧倒的リアリティをもって聴き手の心に映し出す。 なお、カバーでは、この方の歌う表情が素晴らしいとおもうのは私だけだろうか。

    • 雄叫び(おたけび)

      玉置氏は年齢を重ねる毎に進化する稀有なアーティストだが、 若いときのパワーもなかなか良い。 中盤の雄叫びに脱帽!(1分20秒から30秒まで)

      • 印象的な眼差し

        この方はどうしてこんなに悲しい歌を、こんなに悲しく歌えるのだろう。 特に2分過ぎからの玉置浩二氏のパートは魂の叫びのようで、 歌っているうちに神々しい後光を帯びてくるかのようだ。 感極まったまなざしで玉置氏をみつめる絢香。そのまま一気にサビのクライマックスに向かい、誰もかもを圧倒し沈黙させる(3分13秒から3分30秒)。 心の奥底から声をだす歌手、玉置浩二氏。 一方、前回の平原とのデュエットでも見事だったが、玉置氏の相手への目配せとそれに呼応する絢香の返しが本当に美

        • 人生の澱(おり)を溶かしてくれる歌手

          玉置浩二氏。。。 この方は、どこまで進化し続けるのだろう。 普通の歌手は、歳を重ねる毎に、声がでなくなっていき、劣化をごまかしながら、静かに消えていく。でも、この方は、どんどん新たな高みにのぼり、我々一般人に見えなかった景色を見せてくれる。 歌だけでなく、歌詞もそうだ。 かつては、作曲を彼がして、作詞は松井氏だったのに、今は結構、両方とも彼が作っていることが多い。 この曲『マスカット』 もその一つで、古い知人の娘さんである平原綾香のために作ったようだが、大人の女性の

        喜びと悲しみのはざまで

          イノベーション

          Somewhere, something incredible is waiting to be known. どこかで、とんでもなく素晴らしいことが、 誰かに発見してもらいたくてうずうずしている。 カール・セイガン Carl Sagan(米国の作家)

          イノベーション

          笑顔

          You don’t stop laughing because you grow old. You grow old when you stop laughing. 年をとるから、笑わなくなるわけではない。 笑わなくなるから、年をとるのだ。 ユダヤ人の知人のコトバ(原典不詳)

          薔薇

          The optimist sees the rose and not its thorns; the pessimist stares at the thorns, oblivious to the rose. - Kahlil Gibran - 楽観主義者は、バラの花を見て、棘には目をくれない。 悲観主義者は、棘ばかり見ているうちに、花の存在を忘れてしまう。 ハリール・ジュブラーン(レバノンの詩人)