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バイトも仕事も バックレ癖が直らない話

今日は僕のクソゴミカスド畜生な内面についてお話しします。不快に思われる方も一定数いるかと思うので、どうかご覚悟の上で。

僕はバックレ癖があります。ちょっと嫌になったらすぐに何もかもを投げ出し、自分の殻にこもる。学生の頃はいくつかバイトをやってきましたが、どれ1つとしてまともな辞め方をしていない。ある日突然、なんの前触れもなく当日無断欠勤をして失踪する。なんの前触れもないというのは、あくまで客観的に見たら、というだけで、僕の中では積もりに積もったフラストレーションがある。それがいよいよ爆散しそうだというタイミングでバックレるのだ。誰だって他人に言えない悩みや苦しみの1つや2つ抱えている。しかし、1カ月前くらいに退職の意を伝え、しかるべき手段で順当に辞める人とは決定的に違うことがある。それは、衝動的に辞めてしまうということ。朝起きた時に「だめだ!絶対絶対ぜーったいに出勤できない!何が何でも無理!しぬ!おわり!何もしたくない!」という絶望的な感情が押し上げてきて、1度こうなるともう引き返せない。「もうそろそろ限界だし、あと1カ月で辞めるとしよう」なんて考えられる人はすごい。どれだけ心に余裕があるんだ。いや、責任感の問題か。

おそらく、まともな人は「最近職場内の人も入れ替わって、人間関係もギスギスしているな・・・日々の業務も単調で自分の成長や昇給も見込めない。もう3年も続けたし、職歴にそれほど傷もつかないだろう。ここらが辞めどきかな」なんて、冷静に自分の状況を分析して退職を考えたりするのでしょう。それが大人というもの。それでもなお、なかなか辞めさせてくれない会社もあるとかいうのだから、そりゃ退職代行なんてサービスも出てくるよなと。けれど、僕にはそんなものは不要!責任感も自分の人生も全てかなぐり捨て、あとは野となれ山となれ!バックレあるのみ!あとで後悔するとか、罪悪感に苛まれるとか、そんなことはない。むしろ労働契約という鎖からの解放感が勝る。「今日で職場とはオサラバ!じゃあな!」と決意した瞬間、心がスッと軽くなり、脳汁が分泌される。「やった!やった!やってやったぞ!」とてもきもちがよい。むしろこの日この時のために今まで自らを縛り付けていたのではないかと思うほどに、たまらない愉悦が全身を駆け巡る。バックレ”癖”と書いているように、飛んだ時の感覚がクセになっちまってんだ・・・。積み上げたものが大きければ大きいほどに、それをぶち壊す瞬間の快感といったらない。長くなってしまうので、また改めて具体的なエピソードなんかもお話しできればなと思います。

破滅願望があるとか、そういうわけではないと思うのですが、一時の絶頂のために全てを賭するのは好きなのかもしれません。まったくもって社会に向いていない生き物だ。迷惑千万きわまりない。自覚はあります。ごめんなさい。駅のホームから飛び込んで亡くなった人のニュースを見て「1人で勝手に死ねよ、他人に迷惑かけるなよ」と思うタイプの人は、この文章を読んでいて怒りが込み上げてきているでしょう。というか、ここまで読んでいないでしょうね。しかし、いろんな人の考えていることを知れるのもインターネットの利点の1つです。バックレ癖のある人の考えなんて、現実じゃなかなか聞けるものじゃないと思いますよ。だって、話を聞こうと思ったその時には、バックレてあなたの前からはいなくなっているのですから。

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