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自分の”やりたいこと”を考えるって素敵だよね

みなさん、こんにちは!
もう11月!今年もあと2か月を切ったということで、1年あっという間ですね‥
今日は今年度からすとーりーうぃずとして新たに長期でやっているプロジェクトStory×Storyについて紹介をしようと思います。


6月に実施したワークショップの様子

Story×Storyってなに??

簡単に言うと、高校生の皆さんが納得して進路を選択できるようにサポートする長期プロジェクトです。プロジェクトは3本柱で構成されています。

1.納得できる進路を描くプラン
2か月に1回程度ワークショップを実施することで、1年後に高校生が納得できる進路を選択することを目指します。

以下のテーマを予定しています。(今年度は改変しながら進めています。)
4月 大学や学問を知ろう
6月 興味がある分野を見つけよう
8月 受験勉強の話&行動機会
10月 行動機会の報告
12月 キャリアを設計してみよう
2月 キャリアを決定する

2.お互いに刺激し合い、成長できる場
高校生同士の交流を促すことによって、普段の学校生活では関わらない仲間と関わって、高めあうことを目指します。
重要な進路の岐路にあるという同じ立場でありながら、異なる考え方・価値観を持っている高校生とかかわることによって、自分の新たな可能性に気づいてもらいたいと思っています。

3.自分を常にサポートしてもらえる場
各高校生に大学生が担当としてつくことで、いつでも進路や勉強の相談ができる関係性を築きます。
学校や家庭以外で、ナナメの関係としての大学生が常にいることで、自分の今をいつでも整理することができたり、ささいな悩みを解消できたりします。


どうしてStory×Storyをやっているの?

ここでは2つ(すとーりーうぃずとして・一個人として)の想いを書こうと思います。

1.すとーりーうぃずとしての想い

すとーりーうぃずはこれまで高校への出張授業をしてきました。
高校内に入らせてもらうことによって、幅広い生徒の皆様と一緒に進路・キャリアについて考えてきました。
私たちもこの出張授業の価値に自信を持つことができています。
ただ、さらなる一歩として、高校生を長期で見守ることができたらいいなということを考えるようになりました。
高校生が何を考えて、どんな成長をしているのか、それを見届けたいし、そこに寄り添いたい・高校生の可能性を少しでも広げたいなと。
大学生という決して人生のことを多く知っているわけではないけど、進路選択を経験している立場、そして高校生と同じように悩んできた立場、高校生に近い立場として、私たちが高校生のためにできることをやりたいと思い、このStory×Storyを実践しています。

2.一個人としての想い

団体のnoteに書くことではないかもしれませんが笑
どうしてStory×Storyをやりたいのか・やっているのか記させてもらいたいなと思います!
私(現代表のかほです)自身は、3つの想いからやっています。

〇自分が普段触れる価値観って社会のほんの一部
私は高校時代に学校外でも様々な人に出会い、お世話になりました。
超進学校の生徒会長をやって、医学部を目指している人、超進学校に通っているけど歌手を目指している人、生物のなんかすごい理論について語っている人、海外の高校に通っている人、小学生向けのイベントを主催している人、ただの高校生の進路相談を何時間も聞いてくれる人、途上国の教育支援をしている人、CAから大学の事務員になった人・・・に出会いました。
そのたびに「こんな考え方もあるんだ」「こんな人生もあるんだ…!」と世界が広がっていく感覚がありました。
学校内など普段の生活で出会う人から学ぶことももちろんたくさんありましたし、とてもお世話になりました。
ただ、普段かかわる価値観、見えている視野って本当にせまいなと私は感じています。どうしても学校では「偏差値の高い大学に行ける方が偉い」「少しでも模試でいい点数を取るために頑張るべき」といった風潮があるように感じています。そういったプレッシャーに影響されて、狭い選択肢の中で進路を選んでいくのはとてもしんどいことだと私自身は感じています。
だからこそ、いろんな考え方を持った様々な人と出会う場所を提供したい・色んな選択肢を知ったうえで進路選択できる環境を整えたいと思っています。

〇”やりたいこと”を考えること・目指すこと自体が自分を強くする
私自身は自分にとっても自信がないタイプだったのですが、やりたいことを考えたり、目指して努力したりすることが、少し自分を強くしてくれたなと思っています。

やりたいことを考える=自分にも何か(誰か)のためにできることがあると気づくこと
だと私は思っています。学校の勉強の中ではひたすら与えられたことをやってきた自分は、誰かのためにできることなんて何かあるのだろうか…と当時思っていました。ですが、やりたいことを考える中でやってみたいことが生まれてきて、意外と自分でも何かできそうじゃん!という感覚を得ることができました。自分の可能性を知って、少し自信を得ることができましたと思っています。
やりたいことを目指して努力をすることも、自分を強くしてくれました。努力した先の結果が何であれ、こんな自分でも頑張ることができたんだ!やりきることができたんだ!という確信こそが何より今の自分にとって財産として残っていると思っています。

こんなことがやりたいんだ!と声高に言える人ももちろん応援したいですが、自分なんて何もできないんだ…と思っている人とこそ一緒に、自分がやりたいことを考えたいなと思っています。大きなやりたいことを見つけてほしいのではなく、ただ小さな一歩を一緒につくっていけたら嬉しいです。

〇きっとみんなの”やりたいこと”が世界を幸せにする
最後はとても大きなこと(自分の中での理想)を言うのですが、、!笑
誰もが幸せで素敵な世界は、みんながやりたいことに向き合った先にあるのではないかと思っています。
やりたいことを考えるためには自分がどんな人間であるのか、自分は周りや社会とどうかかわってきたのか、など考えるはずです。
そうすると社会に対してどういう人間でありたいか、どんなインパクトを与えたいのかを自然と考えるのではないでしょうか。
そうやってみんながつくっていった”やりたいこと”こそが、誰かを想いあった世界にするんだと思います。
というのが私のちょっと(かなり?)大きめですが、このプロジェクトをやっている理由になっています。

まとめ

色々書いてきましたが、まだまだこのプロジェクトは発展途上で、改善すべき点が山ほどあったりします。
それでもこれくらいの想いを持ってやろうとしていることが、共鳴してくださる誰かに伝わったら何より嬉しいです!
やりたいことを考えるって素敵だよね!という想いで今後とも活動していきますので、今後ともチェックをお願いします。


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