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自由を失わないためにー改憲されたら推し活終了。

  「今はいいんだよ」のメロディーが流れてくる。
10年間の結婚生活に終止符を打った2年前。私は「自由を手に入れた」経済的には苦しいし、辛いけど、「踏みにじられる生活」を辞めたのだ。


  お義母さんが、元旦那が好きだった。仲良くしたかった。毒親育ちの私は、温かい家庭を、作れると信じて、「無いなら作ればいい」と結婚に踏み切った。


 恋人のときは、とても優しく、抜けた彼氏が、「夫」になると夫としてもいい夫になるわけじゃないことを、結婚して知った。


  「責任の重いことは、しない」夫。それは実家に住み続け、一人暮らし歴も1年しかなく、高校1年生から下宿し、18歳から一人暮らししてきた私とまるで価値観が合わなかった。


  私は実家が太く、祖父が自営業社長とか村会議員経験者ということで、逆玉の輿だと、夫は言ったが、そのときはそれだけじゃないと、思っていたし、ずっと思いやり合えると信じていた。


   さり気ない、意地悪が、あった。お盆とお正月に私の取り皿がない、席がない、デート中にお義母さんから数分おきに着信があったり、恋人期間でも彼氏が私の家に泊まることはほぼなく、必ずお義母さんのところへ帰っていく。


 結婚して、なぜか、その理由を知る。マザコンだった。母親を大切にしているひと、というよりも、私よりお義母さんの人だった。

  こどもがいるのに、実家に帰る。私達も行くならまだわかる。私たちといくこともあるが、1人で戻ることもあった。週末に、私は赤ちゃんがいるのに、夫は出張でもないのに、1人で実家に帰る。私は1人で実家に帰れないのに。


   そういうのも、たまたま溺愛した息子を私が結婚してしまったからだと、思い込んだ。いつか!時間掛ければ、分かってくれる。いつか、きっと。わかってくれる。


  10年目、夫の通う会社が本社勤務になり、片道1時間半になり、大変だから私は転職するか部署を変えてもらうか相談したらいいのでは、と伝えたけれど。「そんなこと出来ないよ!」と通い始めて、彼は鬱病になった。
    

   なかなか深夜に夫が戻らなくて、その日23時にそれは、起きた。


  「お義母さん、あの、夫が戻ってきてなくて」
   「うちにいるわよ!貴方ね!うちの子に家事やらせてるんですって?!洗濯物たたませたり、掃除を頼んだり。何考えてるの?!家事はあなたの仕事でしょ?全部やりなさい!あと
鬱病になったんだって?貴方がついていながら、貴方と付き合ってから息子はおかしくなったのよ!子ども連れて実家に帰りなさい!貴方のせいよ!貴方が息子を鬱病にしたのよ!!」



   ……話し合って、分担した家事を、不満だったんだということにも、驚いたけど。そうだけど、結婚してからも単独で実家に戻る夫を尊重してきたのに、家事だって、そんなにさせてないのに、確かにしてもらうことはあるけど。10年だよ。


   10年だよ……ここまで耐えたのは好きだったからだよ。我慢したんだよ。いつか変わるって、きっと、分かってくれるって。私のことも家族にしてくれるって。信じてきたんだよ。


    「通販の返品、みたいな言われ方」だった。そしてまさかのそれは、睡眠障害や脳の障害がある私の実母には言えないため、私の父親の姉、叔母に、連絡して言われてしまう。


   「ことちゃん、粗相をしたのね。でもなんか、おばちゃんね、思うの。私の姪を、物みたいに言っていたのよ。そこが引っかかるわ。謝った方がいいけど、おばちゃん、もうこの方とは付き合いたくないかな。ことちゃんもよく考えなさい。」







      「改憲されたら推し活終了」を。ハッシュタグをつくったのは、踏みにじられても、いつか変わると、なんとかなると思う政党への幻想は、やめた方がいいと思って作りました。



   なんともならないのです。なんとかなるならだいぶ初期の段階でなんとかなるのです!私は気づくのに10年も費やしました。それくらい真面目で素直なひとほど、従順なひとほど、従い年月を掛けてしまうし、年月が経てば経つほど、変更したり行動することが怖くなるでしょう。

 
    
  それでも、行動しませんか?
    それでも、動いてみませんか?

   いいんですか?貴方の「人権も自由」も、なくなるような改憲を、踏みにじる政党に任せていいのですか?と、願いを込めて。#改憲されたら推し活終了

   貴方に届きますように。


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