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フェミニストの敵はフェミニスト!? 分断されゆくフェミニストたち

アルテイシアさんという方をご存知だろうか。
ガンダムのキャラ……ではなく、ジェンダーに関する著書をよく出されている作家さんなのだが、失礼ながら私はあまり知らない方だった。
そのアルテイシアさんが、「フェミニストの敵はフェミニストではない」と発言したことが、波紋を読んでいる。

そしてこちら、フォロワーの熊さんのツイート。

全く以て、ごもっともである。

そもそもフェミニストを名乗る人々は、一人一派を掲げているようでスタンスや意見もバラバラ。
同じ方を向いているようでいて、その繋がりは蜘蛛の糸のように細い。
それが故に今、フェミニストを名乗る人たちの間で悲しい分断が起こってしまっている。
それを引き起こしたのが先述の発言をしたアルテイシアさんというのがまた、皮肉なものだというか何と言うべきか……。
その辺りの騒動は、こちらの記事がよくまとめられているのでご査収ください。

これを見ると、私の『第三者向け痴漢抑止バッジ』はしろやまさんが共通テスト時のパトロールを始めた翌年に始めたのだなと。
今年「山が動いた」というなら、やっぱりまだあの頃も「痴漢ってたいしたことじゃないの」という風潮が大きかったのかな……なんてしんみりとしてしまった。
抑止バッジをこういう市井のパトロールしている方々にまず着けて貰ったらどうだろうと思ったのですが、こういった活動をしている人たちはやっぱりフェミニストなのかな……と尻込みしてしまう。
だって、フェミニストを名乗る方って、怖いじゃないですか。
発言が鋭いナイフのようで、まるで武器を振りかざされているかのようで。
ちょっと、話し掛けるのも気後れしてしまうような怖さがある。
(個人の普通の女性の感想です)
確かに彼ら彼女らがいうように、男女差別や女性が割を食う場面はまだまだあるが、同時に男性にもそういったものはあり、どちらも生きにくい環境になっているのではないだろうか?
歪んだ男女平等を是正し、どちらの性も生き易い社会を作っていくことを考えるのが、本当のジェンダーというものなのではないだろうか。

閑話休題、なぜアルテイシアさんがしろやまさんたちの活動を徹底的に無視して、更に指摘や諭すようなことを言ってきた人までブロックする事態になったのか、何故素直に現実を認めることができなかったのか、それは彼女の属するコミュニティに問題があるという見解もあった。
現在、フェミニストを支持する政党の動きが怪しくなっていて(元々怪しかったですが)最近はトランスジェンダーを庇護し、その結果今までの指示層だったフェミニストを名乗る方々を始めとする女性が割を食っているという流れに移っているのだ。
ようはフェミニストの方々は、梯子を外された形になっている訳だ。
そこで目を覚ましてくれるならまだいいのだが……何をかいわんや。
アルテイシアさんは、今もそんな大きな庇護の下にいて、発案者のしろやまさんは対してトランスに対して懐疑的(人によっては差別者のように呼ぶ人もいるが、公平に見て果たしてどうなのか……)なため、アルテイシアさんはしろやまさんの存在を認める訳にはいかないのだと。

そんな馬鹿な、と思われるかも知れないが、人と人のしがらみは難儀なものなのだ。
でも、そうした思想や主義主張、利害関係で成り立っているしがらみを越えて協力し合わなければ、痴漢という卑怯で狡猾な犯罪を撲滅し、事態を解決に導くことなんてできないのではないかと私は思うのだが。
……まあでも、問題を問題として掲げ声を上げる人たちの中には、問題そのものが解決しては困るという人もいるのだろう。
飯のタネがなくなるから。
私などはそういった考えはあまり理解できないが、そういう生き方をしている人たちもいるということなのだろう。
問題解決を訴えて行動して解決が実現したら、また別の活動を見付ければいいと私などは思うのだが、そうはいかないのだろうか。

そんな訳で、本気で痴漢をなくすために身銭を切って、『第三者向け痴漢抑止バッジ』の普及を目指しています。
(全くと言っていいくらい広まっていませんが……)
もしよろしければ、少しだけでも見ていってください。


もしサポートして頂けましたら、活動費として役立てさせて頂きます。