那須次郎

週末著作家。カフェと図書館通い。たまに旅行が趣味です。

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最近の記事

アーティスト「ano」について

初見は、ひろゆき氏とのネット討論だった。お題は「歯並びがいい方がよいのか悪いほうがよいのか」。率直に物事を述べ、わからないことはわからないという、直観力を備えた、年寄や権威者には不可能なスキルを持っているとの第一印象だった。 一見して不思議ちゃんなのだが、彼女のアーティストやラジオパーソナリティ活動としてのプロ意識に昨年末から驚いている。「きっちりやる」という姿勢だ。 一例を挙げると、年末の多忙なスケジュールのためレコード大賞時に喉が限界であった(前日に紅白のリハも行ってい

    • あえて、日本の良さについて その1

      BS1の平日七時からドイツ、フランス、カタールの国営放送が流れる。今回ガザから難民がエジプトに流れたとの事だが、カタールが仲介役をこなしたという。ドイツ、フランス、カタールの国営放送でもイスラエルによるガザ空爆後の現地にカメラが入っており。パレスチナ人のみならずイスラエル人に対しても取材をしていた。また、ドイツ、フランスともロシアの侵攻時にはロシア内での撮影とウクライナ内での撮影を放送していた。 奇妙なのは、NHKで。今回はイスラエル側からの言い分を強めにしているように思われ

      • 海外に転職するのを一時保留 その1

        海外逃亡を目指していて。密かに転職活動をしていたのですが、内定を貰ったものの保留することにしました。経緯と理由は以下のとおりです。 一番大きな理由は、雇用契約書を見る限り今の勤務先の方が福利厚生の点で上回っていたことです。例えば通勤災害に遭った場合には、日本の場合には無条件に雇用主から費用が出ますがそれとは異なるetc. 常に「オワコン」だと日本を諦めつつあった自分ですが、海外からの友人家族をもてなすうちに、日本人のホスピタリティを再認識して、この国に暫く留まることにしました

        • 諸外国から政策課題をいかに学ぶか

          観光事件だけになっているが、実際にフランスに勉強しに行ってそれを政策へどのように日本へ適用できるかの生産的論議にして欲しい。フランスもかつては少子化が問題視されたが政府の手厚い保護によって出生率が復活したようだ。 ひろゆき氏の『働き方無双』によれば、ベビーカーを電車に乗せるかどうかはフランスではそもそも議論にならないという。子育て問題も日本ほど大きくないと思われる。こどもが将来稼いで税金を収めてくれるから、子どもが産まれたら一律1000万円給付、というひろゆき氏以上に斬新な提

        アーティスト「ano」について

          情報発信元の多様化2023時点

          すみません。「それすでに知ってるよ」情報かもですが。結論は、アナログとデジタルの良いとこ同士をかけ合わせる「アナデジ・ハイブリッド型ライフ」(?!) 昔は電波法で守られていたテレビとラジオ、新聞だけが情報の発信元であった+雑誌と書籍。大半の人が情報の受け手。 それが今は、SNSやYou Tubeで誰もが情報を発信して収益化できるのが普通となっている。発信元は特定の人たちだけではなくなった。 20年前では考えられない状況であり、学生時代からWeb関連で起業して継続している人も

          情報発信元の多様化2023時点

          朝日新聞9月1日(司馬遼太郎を読む 生誕100年:5)「街道をゆく モンゴル紀行」 岸本葉子さん より

          朝日新聞9月1日(司馬遼太郎を読む 生誕100年:5)「街道をゆく モンゴル紀行」 岸本葉子さん より 寄稿者の岸本さんは司馬作品を好んでいて、その影響もあってモンゴルへ行きたいとの思いがあり、体調を崩したことの後に一念発起してモンゴルへ旅立ったという。司馬遼太郎をモンゴルへと駆り立てた「少年のような好奇心」について述べておられた。 確かに司馬遼太郎は、好奇心の塊のような人であったように思われる。物を書いたり研究したりする人には少年少女のような好奇心が必要だが、これを維持す

          朝日新聞9月1日(司馬遼太郎を読む 生誕100年:5)「街道をゆく モンゴル紀行」 岸本葉子さん より

          格差拡大防止に対して

          20年くらい前に大学のゼミにいたときに、派遣やフリーターが増えるだろうという話になったが、現状その通りになった。 いくつかの私案を提示したい。 1企業の多くが新卒の求人募集のため、既卒の門戸が狭くなっている(経験者採用は別)。そこで、新卒以外の人材を募集した企業に奨励金を与える予算を政府が組むようにする。一度退職した人材にも労働市場への参入を促せるようにする。 2ひろゆき氏が言うような、一律7万円のセーフティーネットを組む。 3首にし易い法案よりも、雇用のミスマッチを解消でき

          格差拡大防止に対して

          自給自足が最強?!説

          政治経済学の体系をまとめた事で有名な、道徳哲学者アダム・スミスは分業が生産力や経済パフォーマンスを進展させたと分業について『国富論』最初の方で述べている。 分業が確立される前は、農家をやっている人が自分で道具を作ったり修理したり家を建てたりして、ほ ぼ全部を独力でやっていた。時に農家だったり職人だったり、大工だったり、衣服屋さんだったり、何役もこなすのである。 それが、例えばピン作り工場だと。ある人が金属を切る、別な人が丸くする、別な人が形を整えるなどして(引用が正確ではあり

          自給自足が最強?!説

          努力と才能について

          大塚愛のプラネタリウムという名曲にはまっている。才能があっていいなと思う。 同曲を7月(だったと思う)のミュージックステーションで彼女がうたったのだが、群を抜いていた。ファンクラブに入っている友人のお陰で日比谷野音のライブとピアノコンサートに行ったことがあるが、やはり上手だった。曲が作れる、ピアノができる、歌える。 に対して、こちらは。作れない、弾けない、歌えない、の三拍子揃っている。 ある人は、ほぼ全ての努力は無駄であると凄いことを言っていたが、努力を努力とも思わずに、好

          努力と才能について

          Webライターを目指して(小説①)

          本小説は今のところフィクションです。もしも気に入ってコピペする場合には、こちらのページリンクをつけていただけると嬉しいです。那須次郎 第一章 その人は言った。 「一番の原因は、あなたがまだ危機感を持っていないということです。」 「そうでしょうか?」 「はい、全くあなたは無意識ではあるけども、今定職についているからライターとして認められなくては、作品を買ってもらわなければ、という必死感がないように思いますね。ワンチャン狙えればいいと思っていませんか?」 「いえ、そんなこと

          Webライターを目指して(小説①)

          成田氏と羽生氏の対談

          You Tubeで「前編【成田悠輔×羽生善治】/天才たちの深すぎるAI談義/with対談連載「成田悠輔の愛すべき非生産性の世界」」をみた。 面白かったのは、先の読めない不確実性について。 天気とか自然科学は法則性に基づいて予測が立てやすい。 難しいのは人間が絡む部門で、株価予測とかは立てにくい。 成田先生は確率やテクノロジーに秀でているけど、先がわからない不確実性に言及してくれたことに安心をした。 というのも、筆者が大学院で研究していたケインズという過去の学者も蓋然性

          成田氏と羽生氏の対談

          持たざる有名人と持つ森ぐらしユーチューバー

          前者はホリエモンやひろゆき氏だ。 ギョーザ事件以降違えてるとは言え、両者には共通点がある。 不動産や車を持たないことである。ただ、ホリエモンは会社の車にサブスクを使っているのであるが。 ひろゆき氏は、フランスでも日本でも賃貸派である。移動は友人の車で移動しているかも知れない。 ホリエモン氏はホテル生活。全ての持ち物はスーツケースひとつに収まるらしい。 両者の情報収集は主にネットであり、膨大な蔵書は不要である。しかも、本を書くとなったらインタビューした別の人が書いてくれるのだろ

          持たざる有名人と持つ森ぐらしユーチューバー

          アメリカの俳優労組について

          最初、ラジオで知りました。年末までテレビが再放送だらけになる可能性もあるみたいで。ただ、トム クルーズみたいな蓄えのある俳優は良いけど、収入の少ない俳優はキツイと。 原因は、ネット配信映画からは俳優に費用が支払われないなど。知らなかったですね。 イタリアを旅行したとき、空港でもストがあった。海外では一般的なんだなーと思う。 日本ではあまり見られなくなりましたね。 自分より下の世代は、群れて何かやろうというよりも、個々に人生を楽しもうとしている感じがする。 ひろゆき氏が指摘する

          アメリカの俳優労組について