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50代での起業 向いてない人

みなさんこんにちは、ケイです。
みなさんDTMしてますか?

僕は50代で大企業の開発部長職をやめ、趣味のDTM(パソコンを使った音楽制作)でフリーランスになってしまった人です。

今回は、僕が実際にフリーランスで独立起業してみて、こういう人はきっと向いてないよなぁと思う人の特徴を上げてみたいと思います。これはもちろん統計情報でも何でもないので、私ケイの独断と偏見に基づくものですからご容赦ください。ふーんそういう考えもあるんだね、くらいで読んでいただければと思います。


大好きなことがない人は向いてない

まずはこれだと思います。寝なくても食べなくてもこれならずっとやっていられる、というような「大好きなこと」が無い人は向いてないと思います。
起業したら必ず壁に突き当たりますし、思い通りにいかないことの方が多い。溢れんばかりのエネルギー量でブラック企業さながらの労働時間を投入して事業を軌道に乗せていかなければならないなんて当たり前だと思います。

もしあなたが「いやぁ、自分にはとてもそんなエネルギーを注げるものがない・・・」というのなら起業する前に一歩立ち止まって考えた方がいいですよ。今の会社がしんどいからというような後ろ向きな理由では、起業の壁を精神的に乗り越えられないかもしれませんね。
50代の私たちには、若い頃のような体力や精神力はなかったりするので、好きなことを仕事にすることは、続けるためにとても大切なことだと思います。

マイナス思考ができない人は向いていない

起業する前に、もしうまくいかなかったときことをイメージしてきちんと備えられない人には向いていないと思います。
あなたが考えているビジネスは本当に成功しすると言えますか?半年・1年の間全然売り上げが立たない、なんていう可能性は本当にゼロですか?最悪を想定できていれば、いきなりやめる前に副業で試してみるとか貯金を貯えるとか、いろんなチェックの仕方や保険の掛け方があると思います。

もしあなたが「成功したとき」のことだけを考えて起業プランを立てているならここで一度立ち止まって、「失敗したとき」に逃げ道はちゃんと確保されているかチェックしましょう。私たちはもう50代ですから人生詰んでからでは遅いですよ。

プラス思考で行動できない人は向いてない

一度計画を立ててしまったら、後はスピーディーな行動あるのみです。だから、失敗したらどうしようなんて足がすくんで立ち止まってしまう人には向いていないと思います。
起業に細かな失敗なんてつきものです。恥だってかきます。そういうもんなんです。失敗を恐れず、恥も恐れず、自分の直感を信じて最速で行動する必要があります。だって「もし失敗したら?」はさっきのマイナス思考のところでちゃんと考えて逃げ道を確認したじゃないですか。

もしあなたが、失敗や恥をかくことが怖くて体がすくんでしまうタイプなら起業はやめておいた方がいいかもですね。会社員はなんだかんだ言ってすごく守られているので、そういう人は会社にとどまったほうがいいと思います。僕は会社員という働き方って長所がたくさんあると思っています。50代の私たちは、会社に残るメリットだってちゃんと考えなければいけないと思いますよ。

自分を客観視できない人は向いていない

すべて自分基準で考えたり、自分が間違っている可能性に気づけない、自分が間違っていると指摘されると腹が立つ、などのように自分を客観視できない人には向いていないと思います。
起業したら顧客があなたの商品やサービスの価値を判断します。時には売り上げゼロという名の低評価や、クレームがつくことなんかもあるでしょう。そのとき自分に問題があると考えられる人は自分のビジネスを改善して成長させていけますが、自分は悪くないと考える人は成長しないんですよね。

もしあなたが、何か悪いことが起きたとき「アンラッキーだった」とか「ついてない」「相手が悪い」と考えがちなのであれば、今の仕事にとどまったほうがいいかもですね。
50代の私たちは頭が硬くなっているかもしれないので、信頼できる人に「自分は周囲からどう見えるか」を聞いてみるのもいいと思いますよ。

孤独が辛い人には向いていない

最後に、孤独が辛い人には向いていないと思います。
起業したら、すべて自己責任で判断、決断していかなければなりません。その決断が上手くいっても誰もほめてくれないし、失敗しても誰も慰めてくれません。一人で黙々と、淡々と事業を広げていくしかないのです。
会社員時代のような人とのかかわりはもうなくなってしまうわけですから、その孤独には耐える覚悟が必要です。

50代の私たちは会社を辞めたらその日からただのオジサンです。
もしあなたがSNSでたくさんのイイねを欲しがったりなど、人にかまってもらわないと心の安定を保てない性格なのであれば、仲間と一緒に何かを目指す会社員の方がいいと思いますよ。

あきらめる前に自分を変えよう!

ここまでこの記事を読んで、いくつかに当てはまって「あ、自分はやっぱり起業には向いていないなぁ」と考えてしまったそこのあなた、それって本当に変えられないのかもう一度考えてみてください。

先ほど書いた5つの理由は大なり小なり全員に当てはまるものだと思うんですよね。50年以上も人生を生きてきたら、全員がそういう部分を持っていたりしますよね。

要は、そういう自分を変えられるかどうかです。

50歳まで会社員を続けてきて、何一つ自分を変えずに起業して成功出来るはずがないじゃないですか。

50歳過ぎたって、自分は変えられる!

変えることができた自分を想像して、その自分が今の自分よりも自分らしくて好きだと思うならチャレンジしてみる価値はあると思いますよ。

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