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セルフメンテナンス強化月間

ぎっくり腰、口角炎、疲労、肌荒れ…

どうも底辺インストラクターです。

自虐はそんなに美しくない、と常々思っているが、冒頭の言葉が自虐ではないくらい5月終盤はひどかった。

まずは口角炎。

皆さんはご存知だろうか。口内炎でなく口角炎。文字通り、口角に起こる炎症である。口の端に違和感を感じ始め、そのうちスパっと切れて、喋るor食べるたびに凄まじい痛みを伴うようになった。基本的に「出会わない」系の生活を送っているため喋る機会は少ないのだが、ヨガレッスンは別である。インストラクターが喋らないと始まらない。ワセリンを塗って対策してみるも、喋るたびに、これがなかなか痛い。鶏のピリ辛みそ炒め定食を食べたときは死ぬかと思った。(もはや突っ込む気も起きない。)

ヨガスタジオのスタッフさんに相談すると、「Yurie先生、疲れがたまっているんじゃないですか?」と言われた。彼女曰く、口角炎の原因はビタミン不足・乾燥…諸々あるものの、疲れやストレスがたまって免疫が低下していることが多いということである。疲れているつもりはなかったが、言われてみるとあてはまるような気がした。

その翌日にぎっくり腰。

レッスン中のことである。レッスン中はとにかく目の前のことに集中しているので、どの動作がトリガーとなったのか判然としないのだが、気がついたら、前かがみになるたび超痛い。そのとき頭の中に浮かんだのはただ1つだけ。「絶っっ対に生徒さんにバレずにレッスンを終えたい。」生徒さんに介助されながらスタジオを後にするインストラクターなど目もあてられない。びっくりぎっくりがっくり腰である。ラスト10分くらいの記憶が無いが、なんとか終えられた。

 腰~おしりにかけて湿布を張って、半ケツ状態でうつぶせになり、5月の行状を振り返る。「まじめに生きてきたのになぁ…。」と呟くも、ここ数か月は体力・気力にまかせて自分の身体をずいぶん乱暴に使ってきた気がする。※カイロプラクターさんによると、湿布しないほうが良かったらしい。

ヨガでは、身体は神さまから与えられた「器」。
精神の神殿。
反省を込めて、6月は「セルフメンテナンス強化月間」とすることにした。

以下に内容を羅列したい。

①  食生活の見直し

家事や自炊は趣味のため、朝・晩はほぼ自炊だが、昼ご飯はフリー。試しにスマホの画像フォルダで食事の記録が無いか振り返ってみた。

4-5月の昼ごはん

ひどい、ひどすぎる。思っていたのの7倍くらいひどい。しかもなんか貧しい。
私は1日合計1600kcal~1800kcalを目安に摂取しているが、(ダイエットの観点からでなく、そのくらいだと体調が良い。)その総カロリー数をどのように埋めるか、で私の身体は作られている。
これはまずいと思い、昼も自炊に変えてみた。基本は鶏肉と野菜。時間が無ければ果物。(ちなみに数年間、夜はもち麦飯と具だくさん味噌汁、納豆を欠かさず食べている。)

6月の昼ごはん

ジャンクな食事との違いは、食後の充足感。
炭水化物や油の多い食事のあとは、満たされるが体も頭もにぶく重くなる。疲れも出る。
肉・野菜・果物でお腹を満たすと、身体にエネルギーが満ちるのを感じられる。Youtuber「くまの限界食堂」さんの胸肉の包み焼は、簡単で安くて美味しくて本当に素晴らしいと思った。

②  こまめな休息

これが意外と大切。
レッスンを始めた頃は今より体力もなく、1-2レッスン終わるごとに、横になって休んでいた。近頃は体力もアップしたため、レッスンの前後もデスクワークや家事に充てていた。好きでやっていたことだが、身体を使いすぎていたようだ。10分でも20分でも、休めそうなときは座るか横になって目をとじることにした。
人間も当たり前に動物なのである。
「動いたら、休む」というシンプルな原則を忘れないようにしたい。

③ストレッチとセルフマッサージ

私がヨガをしていて、気に入っている点の1つは「自分で自分の体を動かすところ」である。勤め人時代は肩こり解消によくマッサージ屋さんも利用していた。プロの手技に委ねる時間は気持ちいい。しかし、その気持ちよさは続かない。東京に住む私の友人も、マッサージを受けて、電車に乗って家に着くころには肩こりが復活している、とぼやいていた。
ヨガやストレッチ、セルフマッサージは「自分による、自分への働きかけ」であるため、やるたびに自分の体(もしくは心)の状態への理解が深まる。どうして肩こりは起きたのか、どうすると肩こりは楽になるのか、どうすると悪化するのか。そう言う時間が、自分の心身の仲を深めてくれるように思う。

「強化月間」と銘打ったが、6月に限らずセルフメンテナンス、続けたいと思います。

最後は、

この1か月で生徒さんからゥン十回と問われた質問について答えたい。
「ヨガの先生でもぎっくり腰ってなるんですか?」
 
なるんですーう。

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