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食物繊維をできるだけ摂らずに便秘にはなるな!という私が始めたこと。プロローグ

「食物繊維をできるだけ摂らずに、便秘にはなるな」という食事制限(低残渣食・ていざんさしょく)を主治医から受けた私が、ぬか漬けを始めました。

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いんや、正確には「再開しました」と書くべきか。ワタクシが以前、ぬか漬けを挫折した理由は2つある。

ぬか漬けを挫折した理由・その1。

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私の食の原点である祖母は、都心で小料理屋を営んでいました。祖母の家に遊びに行くと、手作りの温かな食事が用意され、自家製漬け物をよく食べさせてくれました。箸休めとして、どのおかずの邪魔にもならず、子どもにも食べやすい味でした。大人になった今でも、漬けた野菜の色(特に茄子)が鮮やかだったことをよく覚えています。特に大好きだったのは「らっきょう」でした。渋い子どもだったな。

その祖母が数年前に亡くなり、愛用していた自家製漬け物用の壺だけが残った。それを譲り受け、見様見真似でぬか漬けを始めたんですが、常温保存のせいか、強烈に酸っぱくなりすぎてしまい、元の味に戻せなかった。結局、泣く泣く捨ててしまったのです。

とーこーろーがーだー!!!!!

「それ大正解だよ、捨てなきゃよかったのに~」という、のちにSNSで知り合ったイタリア料理のシェフ(※発酵食品にハマっている方)から、衝撃のひとこと!!!プロの料理人に、酸っぱくなり過ぎた場合の修正方法を教えていただきましたが、当時は周囲にぬか友(ぬか漬け友達)さんもいなかったし、SNSも多くはなかったから。そう、「孤独」が挫折の原因でした。

ぬか漬けを挫折した理由・その2。

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当時、私は「アーユルヴェーダ(インド伝承医学、生命科学、3千年の歴史がある)を学んでおりました(あ、もちろん日本でね)。そこでは「(古典では)アーユルヴェーダ的には発酵食品はNG(控える)」とされていました。

でもさ、でもさ、でもさ~!和食に欠かせない発酵食品は、たくさんあるじゃないすか。醤油、みりん、味噌、酒、酢、納豆、漬物、塩麹…。現代の日本において発酵食品を控えるだなんて、ほぼ不可能に近いのではないか?と感じていたのです。

そーしーたーらーだー!!!!!

とあるイベントで「アーユルヴェーダの古典には発酵食品がタマシック(鈍性)だという記載はない 」という見解が発表されたのだとか。

つまり「日本において発酵食品は必ずしもNGではない」と知ったのです。

なんだかね、頭の中にぎゅうぎゅうに詰まっていた「~ねばならない」が音を立ててガラガラガラ…と崩れていきましたよ。だって今の時代は「令和」でしょ。やっぱり自分が生きている時代、自分が生きている土地での検証って大事なのね…と感じたんですのよ。

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ちなみに当時、私は「死食会日記」という名前でブログを書いていました(※試食ではない)(※身体を壊す前ね)。↓こんなバナーでね。

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コンビニで新商品など発売されると、食レポを書いておりました。時が流れ、今となってはそれはYouTuberの仕事かなと。チャレンジ精神は継続しつつも、内容は「健康」テイストに変えることにしました。身体に負担なくね。

そんなわけで「食物繊維をできるだけ摂らずに、便秘にはなるな」という私が「腸に負担をかけすぎない、腸にやさしい生活」「推し」を探す旅をします。ただいま、ぬか漬けチャレンジ中!

よろしければゆる~く、ぬる~く、お付き合いくださいませ。

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