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スペシャリティコーヒーを選ぶ理由

スペシャリティコーヒーは、
単なる味わいだけが良さではなく、その豆に携わった全ての人々との繋がりを感じられるという良さがあると思っています。

大学時代、私がスターバックスで働いていたとき。
一番最初に心を打たれたのは、
壁一面を使ったウォールアートでした。
そこに描かれていたものは、
珈琲の栽培地域や成長過程の絵でした。
珈琲が育まれ、収穫され、様々な工程を経て、一つのマグカップに至る様子が、一筆書きで描かれていました。

その絵から感じたのは、お客様が「とりあえずコーヒーで」と注文する、なんとなくの一杯が、数多くの人々の苦労や熱意を結ぶ繋がりの象徴であるということでした。

「スペシャリティコーヒー」と名乗ることができるコーヒー豆は、
品質に加えて、公正な取引を尊重する仕組みの中で、きちんと評価されています。

安くて美味しいコーヒーは、何故安いのでしょう?どこかで誰かが損をしているのかもしれません。
安い珈琲の全部が全部そうだというわけはないのでしょうけど、少なくともスペシャリティコーヒーを選ぶことで、その背後にある珈琲農家さんの情熱や、フェアな取引を感じることができます。

品質が悪い珈琲豆は、なぜ異物が入ったまま送られてくるのでしょう。

朝の一杯に、スペシャリティコーヒーを選ぶことで、
それは単なる飲み物ではなくなります。人々の笑顔と自分をつなぐ特別な存在であると感じることができると思います。

今までスペシャリティコーヒーを買ったことがないという方は、ぜひ買ってみてください。

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