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「大丈夫。」立ち止まる勇気に、拍手を贈りたい。 #言葉ギャラリー

「大丈夫。」
立ち止まる勇気に、拍手を贈りたい。

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しゃしん:佐藤 静香 ことば:稲本 朱珠
#言葉ギャラリー に届けた作品の物語を綴っていきます。
実際に見てくださった方にも、noteでご覧になる方にも、届きますように。


「一歩」というテーマについて、二人で話をした。(静香さんは東京、私は京丹後に住んでいるので、もちろんオンラインで。実際に会ったことはまだない。)


私たちには共通点があった。
自分を自分でコントロールできない
どん底を見たこと。

できる限り思い出さないように
生きてきたあの頃。
もしかしたら今、
近しい気持ちの人がいるかもしれない。

ぽつりぽつりと、そんな話をした。


「あの頃の”一歩”、ってさ」
どちらともなく、つぶやいた。

「たぶん、止まることだったよね」


24時間しかない
だから走り続けないと、遠くまで行けない


そんな恐怖が、私にはあった

でも、今は
”立ち止まる時間を
大切にできるようになってきた”

そんな静香さんの物語。

writter 佐藤 静香


私が最初に考えた”ことば”。

誰に「大丈夫」と言われれば、
私は足を止められるだろうか。


静香さんと話していたのは、
自分で止まれなかった頃の話だった。

いつその日が始まって、
いつその日が終わっているのか
分からなくなっていた頃。

でも私たちは、確かに止まれた。
ぎりぎりのところで、とどまった。

「どうしたら良かったんだろうね」

今なら笑い話にもできてしまうけれど
それまでに、けっこう時間がかかった。

その話を書いてみることにした。

私なりの拍手の贈り方。

今思えば、その時ありったけの
「立ち止まる勇気」をふりしぼった私の物語。

writter 稲本朱珠



「一歩」
そこには、たくさんの物語がある。

あなたの一歩は、あなたにしか歩めない。

でも、周りにはその一歩を
ちゃんと見てくれていて、
ときに応援してくれる人がいるとおもう。

もし誰も思い浮かばなければ、
私がその一人目になりたい。


いっしょに言葉と写真をつくった
仲間たちの物語も、ご覧になってみてください。


最後に。
過去に向き合い、誰かと共有する機会をくれた
大切な仲間のさっちゃんに心からの感謝を贈ります。
ありがとう。


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photo by 写ルンです│
写ルンですの写真は、立ち止まらないとうまく撮ることができない。1/24のシャッターチャンスのために立ち止まるのも、いいかもしれない。

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