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向きあう姿勢〈言葉の企画2020 第二回〉

その機会をどれだけ豊かにするかは、
準備にかかっている。

待ちに待った「言葉の企画」第二回。
ゲストは、テレビ朝日のプロデューサー
あいつ今何してる?」ゴールデン番組の企画者。

この3行で、感動は保証されていると思っていた。
愉しくてたまらないはず、と。

でも。
前回の講義終了後が熱々だったのに対して、今回は冷たかった。
その事実に戸惑って、さめざめと泣いてしまった。

ああ、振り返りたくない。書けない。
くだを巻きながら今に至る。

この苦味を持って、次に進むのだ。
毎日は、つながっているから。

(今回も長いので、ゆったり読んでいただけたら嬉しいです。)

1.じめっとした気持ちの正体

これまで憧れの人の話は、直接聴いてきた。
著書やインタビューだけでは感じられない熱があって、
私自身にしっかりとその人を刻むことができるから。

「とても好きな人」と紹介する人には、
およそ会ったことがある。会いたい憧れの人もいる。
阿部さんも、その一人だ。

きっかけは、誰かの紹介であることが多い。
「この人、好きだとおもうよ」から世界は広がってきた。

憧れの人を観て、声を聴いた瞬間の高揚は、何にも替えがたい
今回も同じはずが、何かが違った。

芦田さんへの興味は、どんどん深まっていった。
「あざとくて何が悪いの?」も「探シタラTV」も、
めちゃくちゃ面白かったし、発見がたくさんあった。

それでも夢中まで至れなかったのは、
肝心の「テレビ」を遠巻きにしていたからだ。

考えるのは「テレビの企画」。
芦田さんは「テレビの世界」のプロなのに。

小さいころ、みんなが観ているテレビを面白いと思えなくて、
友達と話が合わなかった思い出を振りきれていなかった。
それに気づいてもいなかった。

「テレビは、スイッチを入れた瞬間に、どんな人の目にも触れてしまう」
「誰も傷つけない」

講義中の芦田さんの言葉に、ハッとした。
それほどの覚悟を持ってつくられていたなんて。
申し訳なくて、恥ずかしくて、痛かった

相手を知ることから、関係は生まれる。
その人の世界を知ってこそ、その言葉の重みを感じられる

「それを面白いと思うかは僕自身の感性」
「企画者がいる意味」
「企画は発明」

今は、言葉どおりを受けとることしか出来ない言葉たち。
これから「テレビの世界」に触れて、芦田さんの言葉に感動していきたい。


2.その人が一番輝けるように

芦田さんの基準は、
その人を”自分の企画で”一番輝かせること」だった。

とてつもなく高い、と感じた。
相手を知っていて、魅力を発見するなんて前提なんだ。

そこに何を掛け合わせれは、テレビになるのか。
自分の感性を頼りに、磨いていく。

さらに「発明」も追い求めている。
若者がテレビを観ない現状、クライアント離れの危機。
それを乗り越える新しさを。

「そこまでしてやりたいか」

芦田さんと阿部さんに共通する言葉だとおもう。
その道を選ぶときに、何度も唱えてきたのではないか。

「自分だからこそ」も、共通している。

だから、ずっと考えている。

その人をもっと輝かせられないか、
もっと面白くできるんじゃないか。
伝わる形がもっともっとあるはず。

それは、言葉に嘘や忖度がない
目の前の人と向きあう姿勢にもつながっているとおもう。
貪欲に学びとることにも。

私も、ここを目指そう。
「そこまでしてやりたいか」「自分だからこそ」
この2つを問うことなら今から始められる。

目標は、高い方がいい。


3.誰かの感動は、感動する

止めてしまいそうな歩みを、閉じかけた扉を
ひらいてくれたのは、企画生の言葉たちだった。

言葉の企画には「感動メモ」という企てがある。

参画しているひとたちが(なんと延へ122名!)
感動を毎回綴って共有するスプレットシート。
総字数は…考えたくない。とにかくものすごい文量。

そこには、さまざまな感情が認められている。
苦しんでいること、嬉しかったこと、
気づいたこと、決意、感謝。

安心感がすこしずつ生まれてきたからか、
どんどん真っすぐな表現が増えている気がする。
みんな、すごい。

私が書きたくないと思ってきた何かを
言葉にしてくれているひとがいて、
自己紹介の決意を憶えていてくれるひとがいて、
感動を感動のままに伝えてくれるひとがいて。

一人じゃないってこういうことなんだ
そばにいなくても、
一人じゃないって感じられるんだとおもった。

自分だけのことを書くのは難しいし、
他人のことだけは書けない。

仲間と一緒に取り組むからこそ、
何重にも学びがあるという意味を体感している。

***

この1ヶ月、たくさん泣いた。
言葉の企画、以外でも。

28年生きてきて、まだ知らなかった涙の種類があるのかと笑えた。
間違いなく、心が素直に反応するようになっている。

誰かを通して、私を知っていく。
もっともっと深く、もっともっと広く。

そうやって知り尽くした先に、ようやく
「自分の心に名前をつける」ことができる気がする。

やっぱり、書いてよかった。

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
また、書いていけそうです。

photo by 写ルンです│
満開のミモザ。近所の春。「友情」「感受性」「思いやり」。芦田さんと阿部さん、言葉の企画生が思い浮かぶ花言葉だなあとおもった。

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サポートいただき、ありがとうございます! 有料noteを読んで、学びにして、また書きたいと思っています。