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スシュン・ベスト

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自分のお気に入りというか代表作を5個選んでまとめてみた。ミュージシャン気取りのベストアルバム的なやつ。
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孤独な思考の七転八倒が、言葉に価値を宿らせる。

孤独な思考の七転八倒が、言葉に価値を宿らせる。

パッと出した意見が面白かったりするし、話をしているだけで興味深いことを言う人がいる。

だが、それは当たり前だが、パッと出した考えでもなければ、思いつきでもない。

それは何百時間考え続けてきた思想や脳システムに、繋がった意見や考えだ。

パッと出る意見も、ふとした話も、決してその場で考えているのではなく、一人でながーい沈滞した時間をくぐって、出来上がった思想的なるもの、からポロっと生まれた意見だ

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じいちゃんは俺の手の中で生きている

じいちゃんは俺の手の中で生きている

"スシュンって字綺麗だね。"大学時代、カラオケでの予約をとるあのシート的な紙に、必要事項を記入したときに友人に言われた言葉。

大学に入ってから字を人に見られる機会はなかったし、そう言われることもないから、ビックリしたのを覚えている。

そもそも俺が字が綺麗なのは、じいちゃんに習字を習っていたからだ。

おれはじいちゃん子で、両親が共働きだったこともあり、すぐ近くのじいちゃんばあちゃんの家で過ごし

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生きてることが重なり合うということは、奇跡やとナチュラルに思う。

生きてることが重なり合うということは、奇跡やとナチュラルに思う。

大学時代後半のメインの生息地は、図書館の地下3階の一番はしっこの席だった。

そこで自分は、思想や哲学系の本を読み漁っていた。ゼミでは東洋の政治思想を研究するゼミに入り、近代朝鮮の思想を勉強したり、個人的に思想家の本などをわからないなりに読んでいた。

そこで読む本は、時代も違うし、問題意識も違う。既に歴史が確定した現在からその時代を見るのではなく、まだどうなるかわからないものとして、その時代に身

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本気で書いたnoteの数だけ、人はオーラが纏える。

本気で書いたnoteの数だけ、人はオーラが纏える。

自分は、どういうことを書くのかも決められないまま、なんとなくnoteを書きはじめた。

最初は何を書いているのかわからず、とりあえず、自分の頭の中にある何かを、言葉として外に取り出して、それをああでもない、こうでもないと、ごちゃごちゃさせてきた。

noteを書く度に強くなってたそんな感じで、自分なりのマイベストを出し続けて、いつのまにかちょっとずつ思考が明瞭になってきたし、進歩してきた。その日出

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倍返ししたる。

倍返ししたる。

少し前、ファイナンスの勉強を始めた。
そこで学んだのが、ハイリスクハイリターン。

つまりリスクがないところは、リターンは少ない。
銀行にはほぼリスクはない。だからリターンも少ない。ベンチャーはハイリスク。ポシャる可能性があるから。そこからもらえるリターンが、ローリスクな大企業の株と一緒なら、どう考えても大企業の株に投資する。だから、ハイリスクなら、それなりのリターンをもらえないと誰も投資はしない

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