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色の基礎|最も基本的な色の知識

作品に色をつける場合に色についての知識があれば自分の思い通りの色の配置が可能になります。今回は色使いの手助けになる最も基本的な色の知識をカラーホイールを用いて紹介したいと思います。

最後に紹介する三次色の12色を覚えれば表現したい色で悩むことがなくなるはずです。

原色(三原色)

原色(三原色)

原色は黄色、赤色、青色の三つの色から構成されていて、基本的にこの色を混ぜ合わせればこの後に紹介する意図を表現することが可能です。

二次色(第二色)

二次色(第二色)

二次色は三原色を合わせた色でオレンジ色、紫色、緑色です。原色のカラーホイールにこの三つの色を足したものが上の図になります。

三次色(第三色)

三次色(第三色)

三次色は原色と二次色を混ぜた色で黄緑色、青緑色、赤オレンジ色、黄オレンジ色、赤紫色、青紫色です。二次色のカラーホイールにこの六つの色を足したものが上の図になります。

コンサリモンの絵で配色を分析

以前に書いた絵

まだ全く色についての知識がない時に描いた絵ですが悪くない配色だと実感しています。実際に図を使って説明していこうと思います。

光の配色についての説明

光の配色

光が当たっている場所は黄色や黄緑に近い色を使って配色しました。光から影へ行くとだんだん色が黄色から赤色へ、緑色から青色へと変わっていくようになっています。

影の配色の説明

影の配色

今度は光の配色の時と違って赤色と紫色に近い色を使って配色しています。影から光へ行くとだんだん色が赤色から黄オレンジ色へ、紫色から青色へと変わっていくようになっています。

お気づきの人もいると思いますが光と影の配色はカラーホイールで言えば正反対の色になります。

まとめ

最も基本的な色の知識について紹介しました。カラーホイールの12色を覚えることによって、光と影の色の配色などで想像通りの配色が可能になるはずなので、今回の知識があなたにとって役に立てば幸いです。

色彩理論では単色、類似色、補色や色の調和などいろいろな知識があり、そちらも近いうちに紹介したいと思います。

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