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⭐洋書 REVIEW⭐

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洋書の読書記録、感想など、レビュー記事やつぶやきをまとめたマガジン。
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記事一覧

「Nightbooks」シリーズ by J. A. White

【作品情報】 ジャンル:#ファンタジー #ホラー #児童書 出版:2018年 【あらすじ】 魔女の棲む部屋に閉じ込められてしまった、怖い話が好きな男の子。しかし魔女は男の子の書いた怖い話を気に入り、毎晩怖い話を聞かせてくれたら殺さないと約束する。スランプ状態で物語が書けない男の子は、どうにか過去の作品でごまかしながら部屋から脱出する方法を探るのだが…。 【感想】 積読でずっと温めていた本ですが、今年やっとこさ読めました。実は最近、読むばかりでレビューを書く手が止ま

9月に読んだ本8冊【洋書+和書】

10月に入り涼しくなりましたね。秋は1年で一番好きな季節です。 昔、特に独身の頃は、秋って何だか寂しくて、精神的に落ち込むことが多かったのですが、今は家族ができて寂しさがなくなったおかげか秋といえばレジャー!読書!美味しいもの!って楽しいことがたくさんあると思い始めて大好きになりました。花粉もないし梅雨のジメジメもないし暑くも寒くもないし、なんて最高な季節なんだろう。 そして秋といえばハロウィーンですね。 でも、イベント(仮装やパーティー)が好きなわけではなく、昔から霊と

「The Star Outside my Window」by Onjali Q. Raúf /レビュー

【作品情報】 ジャンル:児童書(9歳以上)、家族、冒険、孤児、家庭問題 出版:2019年(Orion Children's Books) こちらはウォーターストーンズ児童文学賞やブルーピーター文学賞の受賞作である「The Boy at the Back of the Class」(邦題「5000キロ逃げてきたアーメット」)の著者Onjali Q. Raúfさんの、同じくミドルグレード向けの作品「The Star Outside My Window」です。現在のところ翻訳

「Rebecca」by Daphne du Maurier /レビュー

【作品情報】 ジャンル:ゴシック・スリラー・ロマンス小説 出版:2016年(Original:1938年) 今回はダフネ・デュ・モーリエ作の「レベッカ」です。1938年に発表されたゴシックスリラーロマンス小説。映画化やミュージカル化もされています。 【あらすじ】 ある婦人の付き人として雇われていた主人公の「私」は、モンテカルロのホテルで貴族のMaxim de Winterと出会った。Maximは海の事故で妻を亡くし、ショックで憔悴しきっていたが、「私」と一緒にいる時

読んだ洋書5冊

こんにちは。 今回は、読んだ後に忙しかったり、気持ちの整理ができなかったりでそのままになってしまっていた本5冊を紹介します。 あらすじと簡単な感想かおすすめポイントあり。ネタバレなしです。 ①How to Read a Book その題名のとおり「本の読み方」についての本! どちらかというと内容把握、読み込みの深さによって、どういう読み方をすべきか、といったメソッド紹介がメインです。英語圏への留学など、アカデミックな状況で本(教科書とか参考文献とか)の読書をたくさんしな

"A Little Princess"読了。1990年印刷の親から受け継いだ積読。ドン底に落ちても、失意の中でも、空想の力で気高い心を忘れない、めげないSaraのけなげさと強さ、年少たちへの優しさに心打たれます。

”The Very Secret Society of Irregular Witches"も先日読了。とある魔女が魔女の子どもたちに“魔女となり”を教えるために住み込みでチューターするお話。人とのつながりの大切さを再認識させてくれる温かさ。魔女たちの人柄も素敵でした⭐

“The Little Prince”読了。和書も洋書も読んだけど、今回は洋書を再読。やっぱり私には英語のほうが読みやすくて内容もスッと入ってくる。one sittingで読み終えました。いいなぁ、やっぱり星の王子さまが一番好き。あぁ~心が洗われた~。

「Song for a Whale」by Lynne Kelly / レビュー

Song for a Whaleby Lynne Kelly 【作品情報】 ジャンル:フィクション、児童書(ミドルグレード) 出版:2019年(Delacorte Press) 【レビュー】 主人公Irisは、耳が聞こえない女の子。手話ができる人としか話せないのに健常者ばかりの学校に通っており、家族でも聞こえないのは自分だけ。母親と兄は手話が使えるが、父親は習得しておらず会話もままならない。 誰かといる時に感じる孤独は、1人でいるときの孤独感よりも冷たく悲しい。その

「The Bell Jar」by Sylvia Plath / レビュー

The Bell Jarby Sylvia Plath 【作品情報】 ジャンル:フィクション(自伝的小説) 出版:初版1963年(as Victoria Lucas) 【レビュー】 本書は、詩人シルヴィア・プラスの唯一の小説で、1963年にVictoria Lucasの名で初版が出版された。本書は著者の半自伝的(フィクションだが自分の経験を重ね、場所や人の名前は変えてある)小説として知られており、本書が出版された直後に著者自身が自殺したことでも知られている。 この

「Verity」by Colleen Hoover / レビュー

Verityby Colleen Hoover 【作品情報】 ジャンル:フィクション、ロマンス・スリラー・ホラー? 出版:2021年(初版2018年) 受賞:XX賞、他 ISBN:978-1408726600 【あらすじ】 売れない作家のLowenは出版社での打ち合わせに行く途中、交差点で人身事故に出くわして返り血で血まみれになってしまう。居合わせたJeremyに助けられ、気を取り直して会社に行くと、仕事の依頼人はそのJeremyだった。事情があって書けなくなってし

「The Storied Life of A.J. Fikry」by Gabrielle Zevin / レビュー

The Storied Life of A.J. Fikryby Gabrielle Zevin 【作品情報】 ジャンル:フィクション、コンテンポラリー、ロマンス 出版:2015年(Abacus)、初版2014年 ISBN:9780349141077 キーワード:本、書店主、本屋、本が登場する物語、マサチューセッツ、島、恋愛、子育て、中年男性、家族愛 【あらすじ】 本好きによる本好きのための本屋をめぐる本と人々の物語。 島に1つしかない小さな本屋さんの店主AJは、

「Foster」by Clair Keegan / レビュー

Fosterby Clair Keegan 【作品情報】 ジャンル:フィクション、短編小説 出版:初版2010年。改編版2022年(Faber & Faber) ISBN:9780571379149 受賞:Davy Byrnes Award キーワード:アイルランド、育児、子どもへの愛情 【あらすじ】 アイルランドの田舎町。子だくさんの貧しい夫婦のもとに育った女の子が、母方の親戚にあたる農家に預けられることになる。突然、なじみのない親戚夫婦(最後に会ったのは赤ちゃ

「Tomorrow, and Tomorrow, and Tomorrow」by Gabrielle Zevin / レビュー

Tomorrow, and Tomorrow, and Tomorrowby Gabrielle Zevin 【作品情報】 ジャンル:フィクション、コンテンポラリー、ロマンス、ヒストリカル 出版:2022年(US: Knopf/ UK: Chatto & Windus) ISBN:978-1784744649 キーワード:ゲーム、ゲームクリエイター、異性間の友情、創業者、起業、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学、ボストン、ロサンゼルス 【あらすじ】 1987