我思ふ Pt.14
責任というもの。
数年前、私は精神疾患を患い、おかしくなっちまったんで役職を降りて責任の無い身分で仕事をさせていただいていた。
「大人は責任があるんだ!」
「親としての責任が…!」
「大人は自己責任の元で自由なんだ!子どもたちよ!お前らは責任取れんのか?」
よく聞くセリフだし、私も言った事ありますわ。
あたかも子どもは責任がねぇからいいよねー的なこのセリフ。
まぁね、昔は確かに子どもが直接社会的制裁を受けることはなかったかもしれんね。
子ども同士の責任だって大したこと無いもんだったかもしれんしね。
でも今はどうだろう。
SNSの発達、国民総盗撮時代、情報拡散力のパワーアップてな昨今の現代日本、未成年の保護てのはもはや法律の中だけのものになっちまった気がするなぁ。
子ども達もSNSの力で直接社会的制裁を受けてしまう世の中だ。
私達親が先に述べたセリフをドヤ顔で鼻息を荒げて口の端に泡を溜めながら吐ける時代じゃねぇ気がするよね。
子ども達は私達大人より早い段階で私達より凶悪な制裁を直接受けてしまう危険があるわけだ。
だから私達親はドヤ顔で大人偉いアピールするよりも一気にドン底に落とされる危険に晒される子ども達を守る、寄り添う、話を聞いてあげる方に力を入れるべきじゃないかとたまにゃ親らしいことを思った。
でも…だ。
この歳になって…我思ふ。
「大人の責任なんて大したことねぇんじゃね?」
「責任?あーよくわかんねぇわ。」
と。
だってよぉ、私のカリカリ梅サイズの脳みそじゃ具体的に「大人の責任とは」なんてわかんねぇもん。
悪いことしちゃダメ( ー`дー´)キリッ
ルールや法律を守るのよ( ー`дー´)キリッ
人が嫌がる事しちゃダメ( ー`дー´)キリッ
くらいしかわかんねぇよ。
若い衆よ。
こんなもんだって(笑)
案ずるでない。
こんな思考しか持ち合わせてねぇ奴でも一応人の親やってんだ。
別に親にならなくたって生きてりゃ勝手に大人になるぜ。
あんま深く考えんでもいいと思う。
若ぇ衆よ、胸張っていいと思うぜ。
2020年 9月3日
インスタグラムより転載「我思ふ」
インスタグラムにて現在「我思ふ」Pt.102まで投稿しています。少しづつではありますがnoteに再編集して投稿していこうと思っております。今後とも宜しくお願いします。
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