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髪染めは重課金コンテンツだったらしい

髪を切るついでに、染めに行った。髪を染めるのは大学時代以来だ。そのときは"イヤリングカラー"というもみあげだけを染めるスタイルにしていたが、今回は髪の毛全部染めることにした。
全然染まらなかった。
どのくらい染まらなかったのかというと、ビフォーとアフターを並べたときの違いの度合いが、ポケモンのリーフィアの通常と色違いを並べたときのそれと同じになりそうなくらい。

担当してくれた美容師さんの名誉のために云うと、わたしの髪の毛は元々アホみたいに太くて真っ黒、その上数ヶ月前に縮毛矯正をかけていたので、染まりづらさの役満髪質だった。また、事前に「縮毛矯正の影響で染まりづらいと思います」と説明も受けていた。

でも、仕上がりを見ると美容師さんもこれはヤベェと思ったらしく、終わり際に「最初よりは明るくなりましたよね?」「場所や天気によってはもっと明るく見えますよ」と言っていた。そのときはフーン、そういうものなんや、と思って流していたが、今思えば彼女なりの気遣いだったのかもしれない。申し訳ない。
「何回か染め直したらもう少しちゃんと色が入りますよ。でも今日はもうできないです」とも言われた。これ重課金コンテンツなんだ。某美容室予約アプリの平日限定激安クーポンを使って軽い気持ちで踏み入ったの、まずかったかな。

家に帰ると母に「?……まあちょっと明るくなったね。このくらいでいいんじゃない?」と言われた。母は派手髪があまり好きではない。洗面台で確認すると、じわっと茶色かった。ちなみにわたしが注文した色はオリーブグリーンだった。まあこれはこれでいいけど、せっかくだからもう1回ちゃんと染めたい。

髪染めジャンキーの姉から教えてもらったおすすめの美容室は、家から色々乗り継いで1時間以上かかる距離にある。どうしたものか。

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