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障害年金をとる!話

どう最近? minamiです。

精神障害に関する障害年金の申請方法まとめです。
身体障害や知的障害は勝手が違ってくるので、あくまで精神の人向きの記事であることをご承知おきください。

前もって言っておきますが、面倒くさいし時間もかかります。
お金が欲しいならやるべきです。
とても面倒くさいです。覚悟してください。

・貰える条件1
精神病と判断されてから1年半以上通院している
(障害状態が続いていて、服薬もしている)
治った、と診断された場合でも見舞金をもらえる場合があります。運良く治った人はその辺も申請できるのでやってみましょう。

・貰える条件2
年金を払ったことがある
国民年金を払っているだけで申請できます。払ったことがない人の場合、過去5年分は遡って払えるはずなので(法律は時々変わるので注意してください)払えるなら払いましょう。
払っても障害年金で取り返せるので、払うことをおすすめします。高齢者が貰える年金と違って、障害年金は非課税です。(ここポイント)いろいろな意味でおすすめします。年金と奨学金返済はきっちりしましょう。厚生年金も払っていればなお良し。(会社で働いていたら精神病になった、みたいな人が一番お金を貰える仕組みなのが嫌らしいですね)
余談ですが、失業保険がハロワで申請できるのはその年に半年以上就業して厚生年金を払っていた(=週20時間以上勤務)人限定です。調子が良くて働けそうなら、年内に半年は働きましょう。逆に考えると6月越えたらちょっと考えたほうがいいかもしれません。

・ググりましょう
「日本年金機構 障害年金」でググってください。
障害基礎年金、障害厚生年金、特別障害年金があります。
他にも自治体によっては障害年金に類する別件で請求できるものもありますがまずは年金機構でこの3つを申請してみましょう。

・必要な物と情報を集めましょう
初診日(今通っている医者でなく、初めて医者に行った日)
印鑑と通帳(ネット銀行じゃない方がいいかも)
住民票(生年月日を確認するのに必要)
自分の写真(履歴書に貼るようなやつ)
なくてもいいけどマイナンバーカードあると便利


・用意がめんどくさい
医師の診断書
(書いてもらうのに半月は欲しいし、5千円以上はかかります)
※医師の診断書
自治体によって県専門の書類が必要な場合や、政令指定都市用のものが必要な場合、色々あります。医者が診断書のフォーマットを持っていることが多いので、自分で用意する前に医者に電話して確認しましょう。電話で「次回の通院日までに障害年金の診断書を書いてもらえますか」で通じることも。なるべく楽な方法で。

ちなみに、初診を受けた病院と通院している病院が違う場合、もう一つ別件で書類が必要です。「受診状況証明書」といいます。
遠いところの場合、まず電話で郵送してもらえないか交渉しましょう。例によって、書いてもらうにはお金が必要です。面倒くさいです。


・用意が本当にめんどくさいやつ
病歴・就労状況申立書
初診日がわかっていないと書き始められないやつです。なんかおかしいなぁ、と感じた頃を発病日にしていいのでその辺はフワッいけますが、初診日は医者が出したものと一致している必要があります。
そんなことはどうでも良くなるほど、これを書くことこそが1番のハードルとなってくることでしょう。本当に面倒くさいです。

別途、わたしが書いた物をアップしてます。
https://note.com/sud373/n/n433edd7d2b39


・年金事務所に書類一式を持っていく
無料で社会保険労務士が書類を見てくれます。絶対直接行ってください。確実に年金を取る書類を作るなら、行くしかないです。地方だと予約が必要なことも&街角の年金事務所はないことも。小さい政府め!と個人的には腹立たしくなるところです。わたしの経験上、年金事務所よりも街角の年金事務所のほうが、親身に提出する書類についてのアドバイスをくれました。

上記が片付いたら、年金事務所で書類一式を社労士の方に手渡すか、遠方の場合は郵送してください。半年ちょいで結果が来ます。


・できることはやっておきましょう
銀行で積立年金をしていた、年金保険をしていた、iDeCoを利用していた、などの場合「障害状態になったので解約する、見舞金をくれ」という申請をすることができるかもしれないのでやってみましょう。
手帳と年金は全く違う物なのでここでは割愛しますが、手帳(精神保健福祉手帳)があると色々便利なのでこっちも申請してください。手帳の等級と年金の等級に相関はないです。判断するお役所の種類が違うから。


・さらにググりましょう
自分の住んでいる自治体名と「障害福祉」でググってください。
政令指定都市だったら「横浜市西区 障害福祉」そうでなければ「茅ヶ崎市 障害福祉」など。きちんとしているところならpdfファイルが用意されています。それをきちんと読みましょう。
自治体によっては手帳を持っているだけで貰えるお金もあります。半年以上住んでいるだけで貰えるお金があることもあります。他にタクシーチケット配布、下水道の割引、NHK料金の割引、携帯電話料金半額、県営(もしくは市営)バスや電車の割引もしくは全額免除などがあります。気持ち程度かもしれませんが、政令指定都市より地方の福祉は手厚い気がするので、引越しするときはその辺を調べてみるのもありですね。


実はこの間、新宿区から神奈川県に引っ越しました。引越し候補の自治体の障害福祉に関する書類を全部読んで、一番恩恵が受けられると思われる自治体に引越しを決めたのは内緒です。ただ、2年に1回は福利厚生の見直しがある(ことが多い)のでいつも最新の情報を手にしておきたいですね。


minami拝

読んでくれてありがとうございます!