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『庭、垢抜けました?』ーー過酷な環境で、素直さについて考える。

この日天気予報では、雨のち晴れ。
最高気温10度ほど。

昼前頃には晴れ間が見えてくるかな、と考え糸島の『崖の上ガーデン』へ。

雲の切れ間から光が。

今まで『波の音ガーデン』の手入れをメインにしていましたが、一旦急ぐ作業は落ち着いたので、徐々に『崖の上ガーデン』にも手を入れようと思います。

『崖の上ガーデン』は漫画家・つのだふむさんご一家が住んでいたヤバハウスの庭の部分です。

『糸島STORY ヤバハウス編』を読んだ方ならおわかりかと思いますが、この家&土地には一筋縄ではいかない何かがあります(笑)

この日も、持ってきた植物を配置してみたり、花壇部分に土を足したりしていました。

我が家の庭では狭くて、
本来のパフォーマンスが出せなかった植物たち。
ここなら広さは十分。
ピンクの花壇部分に土を足すため、
黄色の部分から土を削り運びます。
地味だけど、この作業が一番キツい。

植物を植えた後だと土をいじれないので、大変だけど花壇部分に土を足す作業、もうちょっとしっかりやることにしました。

髪ゴムを忘れたので髪を振り乱しながら必死に土を削る私。。

(と、ここで気づく)
「…あれ?なんか風強くなってない⁇」

ふと、ヤバハウスを見上げるとビュンビュン風に煽られて、音も凄く、なんだか不気味な雰囲気。
そして徐々に周囲が暗くなり、今にも泣き出しそうな空模様。

「あ、そうだ。ここはあのヤバハウスだった」

そして数分後、ザーッと雨が降り始めました。

自然を前にすると何もできない。

雨が降っても少しだけ作業を続けましたが、止みそうになく、濡れて寒くなってきたので
「もう帰ろう」
「帰る途中で昼ごはん食べよう」
と作業を諦めました。

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雨で冷えてたので、暖かい汁物を欲し
福岡名物『牧のうどん』へ。

雨のせいか、そこまで混んでなかったです。

この時すでに、土削り&雨、寒さで疲弊し、理性がちゃんと働いていなかった私。

(言い訳ですが)失った何かを取り戻そうと、欲望のままに注文!

やってしまった。。

コロッケうどんとイモ天のW揚げ揚げパンチ!
そしてかしわ飯まで頼むという、炭水化物祭り!!

しかも、うどんが到着した後に『牧のうどん』のうどんは“食べても食べても減らない”ことで有名だったと思い出しました。。

本当〜に満腹になりました。
(後悔はしてないです)

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お腹も満たされて身体もあったまったし、帰って暖かい部屋で、カフェラテでも飲みながら(惰性で見てる)韓ドラの続きでも見るかぁ

と思っていたけど、なんだか空が晴れてきた。


そして、『牧のうどん』でお腹いっぱい食べたことで後ろ向きな気持ちが和らいだ。

「…せっかく糸島まで来たし、もうちょっと作業しようかな」

そんな気持ちに自然となったので、『崖の上ガーデン』に戻り、作業を進めることにしました。


いやー、やっぱり“お腹が空いてる”とか“眠い”とかって、不機嫌になっちゃいますね。
身体の素直な声に耳を傾けるって、実はとても重要だなぁと。

「大人なんだから…」という理由で色々我慢せざるを得ない場面が多いけど、赤ちゃん並みに不機嫌or上機嫌のスイッチを取り戻すことが、感情センサーを磨く上で大事かもしれませんね。

人に迷惑をかけない赤ちゃん返り、奥深い。

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午後からは

土を足す作業の続きをしたり
紫陽花を植える作業をしたり。

とりあえず、今回はこの辺でタイムリミット。

『崖の上ガーデン』も花壇部分においては、山場を超えたように思います。
(あとはどこに何を植えるかを考える楽しい作業)

しかし、『崖の下ガーデン』もやはり広いので、まだまだワイルドな部分が多く、手を入れたい箇所が盛りだくさん。

張り切りすぎたらいけないので、徐々に…ですね。

おしまい。

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