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驚愕!社長のお金がどんどん消えていく!? 簡単なキャッシュフロー計算でチェック!

このマガジンでは、社長のお金のカンリについて、今までの経験を元に紹介していきます。

第1回目は、現預金の月末残高についてです。

お金をどのように管理しようか迷われている社長さんは、最後までお読み下さい。


まず、最初の質問は、現預金の月末残高です

最初に社長さんにお聞きします。

Q1.直近の会社の現預金の月末残高ですが、先月末の現預金残高と比較して増えていましたか?それとも減っていましたか?

では、次の質問です。

Q2.その現預金の増減理由を把握されていますか?

もし、Q1の質問の答えがすぐに分からなければ、直ちに試算表を確認して下さい。社長さんが、会社のお金について、増えたのか減ったのかが、すぐにわからない場合は、それはかなり危険な状態です。まずは、日々の業務から見直した方がよいかと考えます。


現預金の増減理由を知るには?

現預金の残高が増えているのか、減っているのかを知る術を紹介します。

資金繰り表

国民生活金融公庫のホームページより

最初に思いつくのは、資金繰り表です。
ですが、資金繰り表は作成が難しく見方がよくわからない社長さんが多いです。

キャッシュフロー計算書

次に思いつくのは、キャッシュフロー計算書です。
こちら、中小企業で作成している会社はほとんどなく、資金繰り表よりも作成は難しいです。
よって、あまり馴染みがないかと思います。

簡易キャッシュフロー

そこで、一番手っ取り早い計算を紹介します。

① 税引後当期純利益 + 減価償却費
② 借入金の返済額(利息は含みません)

上の計算で、
① > ② の会社は、現預金が増えている可能性が高く
① < ② の場合、現預金が減り続けている可能性があります。

まずは、簡易キャッシュフローを把握してみましょう。


まとめ

今回は、社長のお金のカンリについて、「現預金の月末残高」について紹介しました。

まずは、難しく考えずに、簡単なところから、把握しカンリしていきましょう。




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