おさとう

どこかの大学生。忘れたくないことを忘れてもいいように、noteにします。

おさとう

どこかの大学生。忘れたくないことを忘れてもいいように、noteにします。

最近の記事

20歳

3月25日、私の20歳の誕生日。 今までもずっとわかっていたつもりだったけれど、 たくさんの友達からお祝いしてもらって、 なんて私は幸せ者なんだと、 こんなに私の周りには素敵な人がたくさんいるんだと改めて感じたので、 少し過ぎてしまったけれど今回はその記録。 小学生の時から家族ぐるみでずっと仲が良い親友は 毎年日付が変わった瞬間にたくさんのお祝いメッセージを送ってくれる。 人間関係で悩んでいた時は私よりもその相手に対して怒ってくれて、 受験勉強の愚痴をこぼした時はあなたが

    • 愛と優しさのかたち

      いない時にその人のことを思い出したらそれは愛で、 丁寧に相手を思って言葉を尽くせることが優しさなんだと思う。 大学1年生としての授業がすべて終わり、 ようやくひと息つける春休みが早くも始まった。 夏から1年留学をする私にとって、自由に過ごせる長期休みはある意味最初で最後(帰国したら3年の夏、もう「就活」というものが始まってしまう)。 だからなのか、単に私の性格のせいなのか、 毎日を意味あるものにしたい!!という気持ちで日々生き急いでいます。 冒頭の言葉は、最近友達に「優し

      • まっすぐに、恋

        1年の終わりの12月、久しぶりに「恋」をした。 人生はタイミングだとよく言われるけれど、本当にその通りで、 ひょんなことからその人との関係は始まった。 最初は小さな教室の中でも離れた席に座っていて、 流暢に留学生の子と英語で話しているなあ、きっと彼も帰国生なんだろう、 とのんびり眺めていただけだった。 それから何も気にすることなく数週間が経ったのだが、 ある週の授業から同じグループでディスカッションをすることになり 私はその時彼と本当の意味で初めて出会った。 話してみて、

        • 10月のかけらを拾う

          いつの間にか10月が終わって、11月が始まっていた。 もう半袖は着なくなったし、大学のイチョウの木から落ちてくる葉も この間までは緑色だったのに、今は黄色に変わっている。 今までで一番忙しなく動いていた10月。 久しぶりに1日何も予定がないので、心に残った10月をゆっくり振り返ってみる。 留学、どこに行く?の10月 私の所属している学部は1年間の留学が卒業のために必須で、 10月上旬がその出願期間だった。 この制度に惹かれてこの学部を選ぶ人も多いのだけれど、 私は今まで留

          ただ好きでいい

          自分への戒めとして。 9月末はもう秋だから、いい加減夏を惜しむのはやめなさい。 絶対に彼がこれを見ることはないと思うから、 今日はある男友達との思い出をnoteに残しておきたい。 大学の授業で出会った彼とはもう何回も2人でごはんに行く仲で つい先日は横浜プチ観光に行ってきた。 地方出身で何も知らない私の代わりに、 地元がこちら近い彼にほぼ丸一日かけて彼に横浜を案内してもらった。 もう、それが本当に楽しくて! 中華街でおいしい小籠包を食べたり、 みなとみらいのあたりをひたすら

          ただ好きでいい

          推すと推される

          誰かを応援して応援されることって、本当に尊い。 「推し」の話をしたい。 私がnoteを始めようと思ったきっかけは紛れもなく、 現実世界の推し(とかつて言っていた)、元クラスメイトとの思い出を どうにかして言語化して残したいと思ったからだ。 実際に私が本格的に書くことを始めようと思い始めたように、 推しの存在が自分の中の何かを動かすことは、きっと珍しくない。 先日、留学生の友達と大相撲九月場所に行った時のこと。 東京の大学に入ったら絶対に観に行きたいと思っていたけれど、 同

          推すと推される

          友達のともだち

          東京の夜は、考えごとをするのにちょうど良いみたいだ。 19時にはすっかり街灯がないと不安になるような季節になってきた。 ハンディファンが無くても過ごせる季節になってきた。 今までのnoteにも滲み出ていると思うが、 私の一番好きな季節は夏、しかも太陽が1番外側のルートを回る真夏だ。 そして一番苦手なものは夏が終わってしまうこと。つまり今。 (秋になったらそれはそれで、 食欲の秋だ読書の秋だと騒ぎ始めることも言うまでもない) 涼しくなると人肌が恋しくなるからなのか、 長くな

          友達のともだち

          正しかった選択

          大好きな季節が世間に強制的に終わらせられつつある。 長袖の服とか、さつまいものフラペチーノとか、秋に追いかけられている気分。 いつだって思い出せるような鮮やかな思い出ができるのは、 私の場合は大抵夏だ。 中学生の頃の記憶はもう途切れ途切れになってしまっているけれど、 小さい体育館で部活の練習した帰り 普段は鬼のように厳しい練習をさせる顧問が 珍しく部員全員にアイスを買ってくれたあの日も8月だった。 高校最後の球技大会も8月だった。 受験生にとって一番重要な夏休みだというの

          正しかった選択

          眩しく見えるもの

          選ばなかった方の選択肢はいつも眩しく見える。 東京に戻ってきた。 すっかり蒸し暑くなっている部屋の空気を入れ替えて、 キャリーケースの中身をだらだら整理して、 次の日からすぐにバイトに出かけた。 こちらでのいつも通りは、いつも通りに始まった。 自分で選んだことは自分で正しかった選択にしていくしかない。 いつもそう思うようにしているけれど。 今までも、今も、どうしてもたまに思ってしまう。 パラレルワールドがあったら、もし人生が2回あったら、とかいうこと。 小学校の頃からず

          眩しく見えるもの

          だいがくせいになって

          こんなはずじゃなかった、と思うことはこの世で1番くらいに嫌いだ。 1年の浪人生活を経て、今年の4月にやっと大学生になれた。 よく友達に「浪人して大変だったでしょ?」と聞かれる。 正直、そうつらくはなかった。 学びたいことが分からなくなって途方に暮れながら勉強していた受験期よりも、 誰の目も気にせず自分のことだけに集中できた浪人生活の方が、 私にとってはよっぽど生きやすかった。 (いつか高校時代のこともnoteにしようと思う。ネタはたくさんありそう) 結果的に、現役と浪人で

          だいがくせいになって

          地元と夏祭り

          私は「東京に帰る」とは言わない。言わないと決めている。 私の地元では、8月に大きな夏祭りが開催される。 小さい頃から4日間もあるそのお祭りに毎日行くことは当たり前で、 小学校中学年からはチームに所属して囃子方として参加するようになった。 お祭りと成長してきて11年ほど。 今年からは東京在住になったので、練習や準備には一切関われなくなった。 今までとは違う夏。 だからこそ、家以外に帰れる場所があることの嬉しさが初めてわかった気がする。 チームには年齢も性別も仕事も住む場所も

          地元と夏祭り

          ある夏のこと

          あまりに幸せすぎて、寂しくなってしまうことがある。 つい最近、高校時代の「推し」と再会する機会があった。 1年間だけ同じクラスだった、笑顔が爽やかな男の子。 私は密かに(もはやみんなにバレバレだったようだけれど)彼を見ては、 素敵だなあ、と思っていた。 話すことなんてほとんどなかったけれど、 イベントで一緒に写真を撮ってもらうだけで十分だった。 同級生より1年遅れて大学生になって初めての夏休み、 私はいつもよりちょっとだけハメを外して彼をご飯に誘った。 ほとんど話したこと

          ある夏のこと