このところ映画「福田村事件」を観たことを延々と引きずってまして、なかなかCDを購入できなかったわけなんですが、久しぶりに某オークションサイトに出品されていたのを落札できたのがこれです。
ザ・タイガースのデビュー40周年記念として発売されたCDなのですが、ザ・タイガースの代表曲から始まって、それぞれのメンバーのバンドやプロジェクトを収録した充実の内容です。
沢田研二さんと萩原健一さんが在籍したPYGや岸部一徳(修三)さんと岸部シローさんの兄弟デュオ、サリーとシロー、岸部シローさんとブレッド＆バターのシローとブレッド＆バターに森本太郎さん関連などがいい音で聴けるのが嬉しいです。
じゃ、行ってみよー。

・『ザ・タイガース＆ FRIENDS』(UPCY-6282/ユニバーサルミュージック)

　収録アーティストに関しては書いた通りなんですが、基本的にアルバムとシングルのヴァージョンが違う場合はシングル・ヴァージョンが収録されているのが非常にありがたいです。
私が買ったのは、皆さまお察しの通りシローとブレッド＆バターの代表曲「野生の馬」のシングル・ヴァージョンが収録されているからでした。これが初CD化なのはかなり意外ですよね。
「野生の馬」のジャケットがこのCDのジャケットに掲載されていることが調べるきっかけになって、どうやらシングル・ヴァージョンが収録されていることを知ったのでした。
ただ、コンピレーション盤の宿命で、割と早い時期に入手困難になってしまってまして、入手するのに時間がかかってしまったわけなんです。
個人的にはカップリングの「雨の日のあなたは」(アルバム未収録)が収録されていたら、更に嬉しかったのですが、そんなに甘い話はおまへんでーなのでした｡。
ちなみにもう一曲収録されたのは彼らのセカンド・シングル「バタフライ」でした。
これまたアルバム未収録曲なので、やっぱり嬉しい選曲ですね。

　ちなみにCDの解説は中村俊夫さんで、短いけれど要点を押さえた内容になってます。
中村さんはレコード会社でディレクターを経て、「ミュージック・ステディ」の編集長だった市川清師さんとのRock steady organizationでも日本のロック、ポップスの再発(中村さん単独での再発含めて)を数多く手掛けていますね。

　「野生の馬」についてですが、演奏とヴォーカルともにアルバムとは別テイクです。
なので参加メンバーが気になるところですよね。

　ブレッド＆バター関連のCD、特にアルバム未収録曲やヴァージョンがなかなか揃ってきたので、機会があればなんとかしたいです。お楽しみに。

　ではまたー。