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読書日記~チューリップ「ANTHOLOGY 2 マル秘本」編。

 まだまだチューリップのライヴ・アンソロジーを夢中になって聴いてますが、合わせてこの本を読み返すと更に面白いんですねー。
なかなか貴重な本だったりするんですが、仲がよかった友達がとある理由で入手できたものをいただいたのでした。あまり詳しくは書けませんが。。

・チューリップ「ANTHOLOGY 2 マル秘本」

 チューリップのアルバム『チューリップ アンソロジー 1 レア・トラック集』は雑誌「ストレンジ・デイズ」がインタビューするほど注目されたのですが、「ANTHOLOGY 2」はなんとマル秘本だったんですねー、こりゃ凄い。

 かなり貴重な写真とメンバーのインタビューが載っていまして、例えばヴァン・ダイク・パークスとチューリップの出会いなどとにかく驚愕の内容です。

 そして、自主製作盤である「柱時計は10時半と幻のシングル「私の小さな人生」のジャケットも載っています。
ちなみにシネマ、BOXにソロで活躍中の松尾清憲さんは「柱時計は10時半」をリアルタイムで購入して、現在も所有しているそうです。 
これは松尾さんが福岡出身だからこその話ですね。

 ちなみにこの本で語られているのは割と初期のエピソードが多いので、宮城伸一郎さんの発言はちょっと少なめです。
個人的に嬉しかったのはサンセット・スタジオやアビーロード・スタジオでのエピソードですかね。
サンセット・スタジオにはヴァンダイク・パークスとジャクソン・ブラウンがやってきたとか、アビーロードではパイロットもレコーディングしていた時期だったので、彼らの曲を覚えていたエピソードなどはテンション上がりましたね。
ちなみにポール・マッカートニーと出会ったのはレコーディングに訪れた時ではなくて、その後スタジオにアシスタント・エンジニアを表敬訪問した時らしいです。
ちゃんとポールにリンダ・マッカートニーとデニー・レーンの写真が掲載されていますよ。

 他にもT-Rexのオープニング・アクトを名古屋で担当して、出来次第では武道館でもという話があったのに、名古屋でアンコールが起こったこともあってなのか、チューリップは武道館には出演しなかったらしいです。。

 この本、写真は全てモノクロで、メンバーの発言にも記憶違いが多いとか、本来ガッカリするような仕上がりなんですが、それら全てがいい感じになっているのが最高です。
チューリップ万歳!

 明日はまだ時間に余裕があるので、ちょっと力が入った記事を書きたいと考えてます。
まー、力が入ってもいい内容になるとは限りませんが。。

 ではまたー。

 

 

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