今日、7月28日が誕生日のミュージシャンといってまず思い浮かべるのは大瀧詠一さんという方が私の周りでは多いのかな？
まー、私もその中の一人だったりするんですが、SNSで交流していることもありまして、サエキけんぞうさんの誕生日も今日だということは知っているわけなんです。
サエキさんのバンド、パール兄弟はnoteでは割と取り上げてますが、このCD はまだ取り上げていないはずなので、今日はこれ！
じゃ、行ってみよー。

・パール兄弟『鉄、色、雪のパール＋マル秘』UPCY9808/ユニバーサルミュージック)

　2018年に完全生産限定価格1000円で発売されたCDです。
これは紙ジャケット盤をプラケースに入れてプライスダウンしたものでして、ベースになっているのは1987年発売の『パール＆スノウ』ですね。
それもありまして、ベスト盤というよりコンピレーション・アルバムと呼ぶべきかなとか思ってしまう私です。
ちなみにオリジナル『パール＆スノウ』は12インチシングル「鉄カブトの女」と「ヨーコ分解」がメインで、クリスマス・ソング「ママがサンタにキスをした」とサンタがTokyoにやってくる」が収録された内容でしたものでした。
タイトルはユーミンの『サーフィン＆スノウ』にインスパイアされたのでしょうね、多分。

　その上、『ベスト・レシピ』に新曲として収録された「DISCO DAWN」とミニ・アルバム「色以下」収録全曲が追加収録されています、更にボーナス・トラックとして未発表ライヴ音源が4曲と「ヨーコ分解」のバッキング・トラックに「鉄カブトの女」のリプライズ・ヴァージョンが収録されていますから、超豪華盤ですね。
しかもそのライヴにはゲストとして有近真澄さんが参加した「鉄カブトの女」のライヴ・ヴァージョン、加藤賢崇さんが参加した「焼きソバ老人」に「快楽の季節」のライヴ・ヴァージョンですから。

　この充実した内容で1000円プラス消費税！なんて素晴らしい。　
パール兄弟のこのシリーズ再発では全ての紙ジャケ盤が再発されたわけじゃないのが残念です。
ファースト・アルバム『未来はパール』も含めておすすめですが、もう入手困難なのかな？もったいない｡。
つーか、パール兄弟のバックカタログ自体が入手困難になりつつあるのか？
バックカタログの扱いをどうするかがレコード会社の課題ですね。真面目な話。
とにかく暑いので、本日はこれでおしまい。
そして、サエキけんぞうさん誕生日おめでとうございます。

　ではまたー。