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ありがとう鮎川誠さん編。

 中学生になりたてだった頃からずっと憧れていた方々の訃報というのは、やっぱりショックなもので、自分の中でどうしようもない感情が生まれていました。
普段ならやりすごせることもなかなかさばききれず、ちょっとしたことで涙が流れている有り様です。。

・「ロックジェット 2019 VOL.75」(シンコーミュージック・エンターテイメント)

 中学生の頃、YMO『ソリッド・ステイト・サバイバー』と『真空パック』は友達と集まった時、散々聴いたアルバムだったので、この本が発売された時は夢中になって読みました。
両方のアルバムに参加していたのが鮎川誠さんだったんですよね。
鮎川さんとシーナさんのカッコよさは特別で、シーナさんを仲間うちでは本名の悦子(呼び捨てですみません)と他のクラスメートにわからないように話題にしていました。
YMOのお三方と鮎川夫妻、大村憲司さんはホントにスペシャルでしたね。懐かしい。。

・鮎川誠『Kingsnake Highway 鮎川誠 EARLY WORKS 1975-1979』(TECN-25160/テイチクエンタテインメント)

 『真空パック』を聴いて盛り上がっていた当時は注文しても入荷しなかったシーナ&ロケッツ『#1』(エルボン・レコード)が開店したばかりのレコード屋さんに数枚入荷して、仲間うちで買い占めたこともありました(探していたのが仲間うちだけだったということかもしれませんね)。
サンハウスはまだ廃盤だったのかな?誰も持っていなかったです。
ちなみにジャケットを貼ったCDには鮎川さんが参加しているサンハウス、シーナ&ロケッツの楽曲が収録されています。

・サエキけんぞう「さよなら!セブンティーズ」(クリタ舎)

 サエキけんぞうさんのこの本にはシーナ&ロケッツがエルビス・コステロのオープニング・アクトとして初ステージを踏んだことがかなりリアルに書かれています。
この部分に限らずロック好きならかなり興奮する内容ですよ。おすすめです。

・シーナ&ロケッツ featuring 鮎川誠『ROCK IS ALRIGHT』(VICL-22005/ビクター)

 高校に入学した頃にはレコードを集まって聴くグループが消滅して、一人寂しく音楽を聴くようになったのでした。
シーナさんが産休ということで発売された鮎川さん中心のロケッツの『ロケット・サイズ』も夢中になって聴いてました。
そのアルバムを中心にコンパイルされたのがジャケットを貼った『ROCK IS ALRIGHT』です。

 鮎川さんのリード・ヴォーカル曲やインスト・ナンバーが収録されているんですが、解説はなんとシーナさん(!)。
自分たちのストロング・ポイントを冷静に分析しつつ熱く語るシーナさんの解説、素晴らしいです。
このアルバムには山口冨士夫さんが参加している『キャプテン・ギター・アンド・ベイビー・ロック』からの曲も収録されています。
ちなみにその時期には大学に入って、生でシーナ&ロケッツのライヴを体験した私です。

 鮎川さんがリード・ヴォーカルだったこの曲、本当に大好きな曲なんです。
リンク先の記事は思い入れが強すぎて、あまり上手く書けていないのがちょっと悔しいですね。
シーナ&ロケッツについてはこういう記事もあります。

 シーナ&ロケッツにゲスト参加していた野島健太郎さんについて書きたいという気持ちもあったんですよね。
もしかしたらあちらでは、シーナさん、山口冨士夫さん、野島健太郎さん、中谷宏道さんに高橋幸宏さんと鮎川誠さんでシーナ&ロケッツをやっているかもしれないよねと想像してしまいます。

 まだまだシーナ&ロケッツ、サンハウスについてとか色々書けますが、今日のところはこの辺で。
鮎川誠さん、ありがとうございます。R.I.P.  

 ではまたー。

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