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獲物の分け前~「ロック画報 07」編。

 昨夜から今朝にかけてまた雪が降って積もってしまいましたが、なんとか本を読める程度には明るいので、最近届いた「ロック画報」の残り一冊について書きますね。
じゃ、行ってみよー。

・「ロック画報 07」(ブルース・インターアクションズ)

 この号の特集のお題は「ニューロックの大宇宙」なんですが、ご存知の方はご存知だと思いますが、私は所謂ニューロックと呼ばれる音楽に対して思い入れがほぼないんですねー。
2000年前後に通った中古レコード屋さんに通いつめた方々が聴いていたので、多少の知識がある程度ですね。

 特集では加部正義さんと井上堯之さんインタビューは嬉しいところですね。
加部さんはゴールデン・カップス~ジョニー、ルイス&チャー(ピンク・クラウド)の印象が強いし、井上さんはザ・スパイダース~PYG~井上堯之バンドなどなどの人という印象なわけですよ。
ここに出てきたバンドは全て大好きですし、ニューロックとしては捉えていないんですよね。。

 私の中のニューロックとはフライド・エッグやスピード、グルー&シンキにJ・A・シーザー辺りを指すのに使う言葉だったので、この特集ではかなり広い範囲で使われているな、と思ったのでした。
あ、この数年前の再発シリーズで使われた「ニューロックの夜明け」もかなり広義な意味でしたね。これは興味深いですね。

 ディスク・レビューや取り上げられているミュージシャンもこうした形で読むと記憶の中にある音楽を思い出せて、ちょっとテンションが上がっています。素晴らしい。

 この号には他にも山下達郎さんのRCA/AIR YEARSや四人囃子のボックス、タイガースのベスト盤(など)についての情報が載っています。
リアルタイムだったか、少し遅れてだったかははっきりしませんが、この号は買ってますね。
今思い出しました。山下達郎さん再発に関しては雑誌色々買ったり、CDも割早い時期に揃えたりしたんですよ。
ついでにこの時期のライヴを観たのが、山下さんの姿を見た最新の機会になるかもしれませんね。
もう20年以上も立ってしまったのか。。

 それに前田永達さんの連載「ロック隠密博物館」がスタートしたのはこの号からでした。
前田さんには私達が主催したイベント「ジャパニーズ・ロック秘宝館」(なんかそんな感じのイベント、正式なのは覚えてなかったりします)に映像提供してもらったし、そこそこやりとりをしていたのでした。
ちなみにイベントをやり始めたのは、この号が出てから数年後の話です。ま、それはどうでもいいんですが。。

 確かこの号が出た時期にメトロトロン関係のライヴに通うのを再開したり、割と自分の中で余裕が出てきた頃だったわけですね。
色々思い出すのが苦痛ではないというか。そんな感じです。

 明日もまたネット通販で入手したものについて書く予定です。お楽しみに。

 ではまたー。

 

 


 

 

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