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獲物の分け前〜「IND‘S No.22」

 雑誌「IND‘S」がまだ「POP IND‘S」になる前の号を数冊手に入れることができました。
かなり嬉しいですね。特にこの号は最後の「IND‘S」ですから、「POP IND‘S」との架け橋になっているように思うのです。
表紙はBO GUMBOS。これまた嬉しいなぁ。よみうりランドで彼らのライヴを体験したのはこの前年だったかな。
ブルーハーツがメインの雑誌「宝島」主催のイベントで、他に憂歌団も出ていたとか思い出します。
じゃ、行ってみよー。

・「POP IND‘S No.22」(SWITCH)

 この号の前半はライヴ・レポートが続いているんですが、一週間で三本参加している私。
暇だったのか?お金があったのか?まー、その両方だったのかもしれませんね。
まだ大学生で伊勢丹の吉祥寺店(何年か前に閉店)でアルバイトをしていて、世の中の景気がよかったこともあったんですねー。
ちなみにそのライヴは“TURN TO THE POP”(カーネーション、GRANDFATHERS、BL. WALTZ、Mr. ChristmasにAmazing Soul Brothers〜田島貴男さんと青山陽一さん)が12月3日にクラブ・クアトロで、PANTAさんのワンマンが12月6日に渋谷LIVE INN、ムーンライダーズ・オフィス presents(出演は岩田麻里さん、プラチナKIT、BOX featuring 松尾清憲さん、白井良明さん、ムーンライダーズ)が12月10日に渋谷公会堂ですね。
ムーンライダーズ・オフィスのライヴでは翌年の1月7日の日清パワーステーションでの「必見」の前売も買ってましたから、お金あったんですねー。
アルバイトは週4か週5やってて、その日は社員さんがほとんど夕食をご馳走してくれてましたから、食費が結構少なかったというわけです。
他に趣味がなかったし、CDも無茶買いはしてなかったわけですから。

 で、この号で一番興奮した記事は“TURN TO THE POP”でしたね。
岩本晃市郎さんが書いた内容とピックアップされたアーティストがあまりにも私の好みとフィットしていたというか、あまりにも影響を受けてしまったというべきなのか、しばらくはそれ以外の音楽を否定するに近い状況になってました。
35年以上経ってしまった今でも、そこから抜け切れずに音楽を聴いたり、ものを考えたりしているわけですからねー。我ながらしぶといというかしつこいというべきか。
音楽以外のカルチャー面でも引きずっているわけですから。
「ミュージック・ステディ」に受けた影響と「POP IND‘S」に受けた影響はほんのちょっとだけ違うから、そのことがまたややこしい人間になってしまった要因だと思うわけです。
今日は難しいなー。すみません。

 ではまたー。

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