見出し画像

ありがとう有賀啓雄さん。

 このところ、夜中に目を覚ます機会がとにかく多くなっていたので、アパート時代のことを思い出して、21時以降は固形物を食べないように、22時以降は薬を飲む以外の水分を摂らないようにしています。
それで目覚める回数は徐々に減っているのですが、昨夜の午前3時頃、やけにはっきりした形で目が覚めてしまったから、note更新用にフリッパーズ・ギターのCDを引っ張り出して、メールが届いていたから、軽くスマホをチェックすることにしました。

 Twitterの画面がまず表示されて、さほど考えずに見てみたら、悲しいしらせが入っていました。。
そう、有賀啓雄さんが亡くなったというツイートが引用されていたのです。
ちなみに以前、有賀さんについてはこんな記事を書きました。

 自分と同じ誕生日の有名人に関しては、誰でも林家ペーさん状態になってしまいますよね。
そう、有賀さんと私は同じ誕生日、10月14日生まれなのでした。
有賀さんのキャリアの初期には原田真二さんのバンド、原田真二&クライシスに参加していたり、近年は小田和正さんのツアーに参加していたりと、ソロ作品の素晴らしさを含めて、ずっと親近感を持っているミュージシャンなのです。

・有賀啓雄『ゴールデン・ベスト』(BVCK-38117/BMG JAPAN)

 有賀さんのソロ作品を初めて聴いた瞬間のことを思い出そうとずっと記憶を辿っているのですが、なかなか出てきません。。
セカンド・アルバムの『アンブレラ』発売前だったとは思うのですが、どうも定かではないんですよね。
初めて買ったのは『ゴールデン・ベスト』でした。まだ出たばかりだった記憶がありますから、2006年か2007年ですかね。

 もちろん、当時は鈴木雅之さんのアルバムや小田和正さんのツアーに参加していたし、日本のロック、ポップス本で有賀さんのアルバムが紹介されていましたから、ソロ作品を聴く必要を感じてはいたんですよ。
『ゴールデン・ベスト』を聴いた印象はちょっと(特にファースト・アルバムからの曲は)ヴォーカルが弱いかな(失礼!)というのと、曲やアレンジは素晴らしいな、ということでした。

 それと前後して手に入れたのが、有賀さんのサード・アルバム『イノセントデイズ』です。
行き着けの某大手新古書店でワゴンセールをやっていて、ワンコインで入手した記憶があります。缶ジュース並みの値段という!
それが一生ものになるから、人生とは面白いのですが。

・有賀啓雄『イノセントデイズ』(FHCF-2021/ファンハウス)

 これはリンクを貼った記事に書いた通り、1曲目の「好きになりたい」がとにかく大好きでした。
シングル・カットされていることを知ってずっと探しているのですが、なかなか縁がないんですよ。
あってもなかなか手が出ない値段だったり、某大手通販サイトでオーダーできたので入荷待ちとしたところ、結局は入荷せずキャンセルに(まあ、予想通りでしたが)。。 
今も探しております。

 この時期(いわゆるゼロ年代半ば)、私個人としてはオフコースのイベントを開催したり(主催グループの一人でした)、村松邦男さんのイベントやCD再発のお手伝いをしていてとにかく忙しかったので、オフの時間はずっとスタ丼の店で食事しているか寝ているかでしたね。
この時期があまりにハード過ぎて、数年後にはライヴに行ったり、誰とも積極的に会うことがなかった状態に追い込まれました。。

 2010年代に入ると、有賀さんのソロ作品は時々聴く程度でしたが、小田さんのツアー・パンフレットやテレビ番組「クリスマスの約束」で存在をしっかりと確認をしていた時期でもあります。

 完全に個人的なことですが、2010年代はライヴ物販のお手伝いを始めた時期でもありまして、これまたそれなりに忙しい日々を過ごすことになったのです。
このままの日々がのんびり続くと思っていたら、身内に不幸があって、急遽実家に戻ることになりました。

 実家に戻ると大好きなミュージシャンの方々の訃報に接することが多くて、特に今年に入ってからは。。
かなりしんどかったりしますが、大好きなミュージシャンの方々が残してくれた作品や思い出について、今後も書いていこうと考えております。

 有賀さん、ありがとうございます。ソロ作品をこれからも大事にしていきますね。

 ではまたー。

 

 


 

この記事が参加している募集

思い出の曲

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?