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獲物の分け前~伊藤銀次『GET HAPPY』編

 飽きっぽい性格と思い込んだらの性格が同居しているので、自分でも困ってしまうことが多々あります。
何かを揃えようと努力していても、勢いが継続せずに中途半端で終わってしまうことがほとんどだったりします。
が、珍しく伊藤銀次さんのポリスター~東芝EMI~キューンソニー時代の紙ジャケット盤を揃えることができたのです(ちなみに全ての紙ジャケット盤ではない)。
じゃ、行ってみよー。

・伊藤銀次『GET HAPPY』(VSCD-1725/FLY HIGH RECORDS)

 伊藤銀次さんのポリスター時代の紙ジャケット盤はなかなか入手困難になっているのですが、意外なことに東芝EMI時代の紙ジャケット盤は新品で入手することが可能なんですよねー。
他の盤を探していたら、たまたまこれがヒットして、即注文したら昨日あっさり届いたという次第です。
興味ある方は是非検索してみてください。

 で、このアルバムに話を移しますと、ジャケットは山下達郎さんのアルバム(『GO AHEAD!』など)でお馴染みのペーター佐藤さんですね。
このジャケットがとにかく好きだったのと、「チェリー・ナイト」と「7月のオーロラ」の冒頭2曲がお気に入りでしたねー。
ただ、1986年発売だったので、ムーンライダーズの活動がとにかく盛んだったのと、雑談「ミュージック・ステディ」のサイズの変更~休刊の流れで、銀次さんのライヴに通うまでは至らなかった私です。
大学に入ったばかりの頃はアルバイトしてませんでしたし。
最近、記事を書いたばかりの雑誌「Chart VOL.2」には銀次さんインタビューが掲載されてますから、ライヴには行かないまでもこうした形でインタビュー読んだり、CDを買ったりはしていたわけです。

 あと、銀次さんに関してはラジオで情報を得てましたね。
当時はまだアルバイトしていなかったので、ひたすら本読んだりラジオ聴いたりして、グダグダと過ごしてました。
特にラジオはAMFMともに聴くことができる局が一気に増えたわけですからね。
まだFM誌の全盛期でしたから、どのアーティストかDJをやっていて、どの曲が放送されるかわかったのですから。

 ちなみにボーナス・トラックとして収録された小林克也さんとのシングル「IMAGINE」が発売されたのを知ったのもラジオで流れ夏いたからだし、ジャケットを知ったのは雑誌「Chart」だった記憶があります。
アナログ・プレイヤーが部屋にはなかったので、シングル盤のほとんどを買わずじまいだったことを未だに後悔しております。。

 銀次さんは今、ネット番組をやっていて、最近ゲストとして鈴木慶一さんやあがた森魚さんが出演されました。
あがたさんのバンド、ヴァージンVSの初代ドラマーは木村真平さんという方なんですが、木村さんはシュガー・ベイブのサポート・メンバー(パーカッション)だったし、このアルバムに打ち込みで参加しているのです。
番組での銀次さんとあがたさんの会話はそんなこともあって盛り上がったのでした。

 土橋一夫さんによるライナーはその辺にも触れていて充実した内容です。
入手困難なアルバムのライナー含めて電子書籍にするとか、なんとか読むことができるようになればいいと思うのですが。
電子書籍と音楽を絡めた新しいソフト展開とかまだまだ発展の余地があると考えたりもしています。いかがでしょうか?

 ではまたー。

 

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