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12年前のあの日に思いを馳せて。

今日で東日本大震災から12年。
直接被災したわけではないが、あの日の記憶は鮮明に覚えている。それだけ、当時8歳の1人の少年には重くのしかかる事実だった。

テレビで見る地震や津波の映像。
飲み込まれる街、家、車、そして人々。

とてつもなく残酷で、何もできない自分を惨めに感じる気持ち。
自分の住んでいるところじゃなくてよかったと安堵する気持ち。
感情が入り乱れた1日だったのを覚えている。

あれから12年が過ぎた今、一体どれだけの人があの悲惨な震災を覚えているだろう。


日本は島国だ。
地震や津波を受けるのは宿命である。
東日本大震災のような大きな惨劇も当然この先生きている間に起こることだろう。

あの時のような大きなダメージを食らった後でも私たちはまた立ち上がれるだろうか。


12年前のあの日、生きたかったのにも関わらず、突然発生した東日本大震災によって命を奪われた人、愛する人を亡くした人、夢や目標を奪われた人、家を失った人。

そんな人たちがいる中で、僕らは何をしているんだろう。

怠惰な毎日を生きていないか。
周りに流されてつまらない1日を生きていないか。
周囲の大切な人に対して粗雑な対応をしていないか。

今一度自分が生きている今が、当たり前じゃないことを噛み締められる。
今できていることが、当たり前じゃないことを実感できる。
そばにいてくれる人の存在が、当たり前じゃないことに気づくことができる。

そんな人が多く日本に溢れかえれば、もっとこの国が良くなるし、1人1人が輝けると思うのは僕だけですか。

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