遅ればせながら・・・
うっかりしていたのですが、8月の19日で３周年になりました。
去年の19日、誤って３周年と宣言してしまっていたので、なんと二度目の３周年となります（....！？）
いつも自分の店のOPEN記念日を失念しているのですが、お客様方が覚えていてくださったりして、とてもありがたいです。
　　
お洒落で素敵な喫茶店も、アンティークのお店も沢山ある中で、不便な場所にあり、臨休も多い中、いつもご贔屓にしてくださり、まさに一緒になってTetugakuyaを育て盛り上げてくださったお客様に改めて感謝いたします。
　　
店内の様々な所に、そうした人との絆を思わせる痕跡があり、ペンキの跡、板の切り口、そうした小さな場所さえ、思い出が詰まっています。
何度か水道管のトラブルで大洪水が起こった時にも、お客様たちが必死になってお手伝いをしくてくださったことさえありました。（建物自体に水を引くバルブに故障があったようです。）
　　
時には、弱音を吐くこともあり、お客様に励まされることも多々あったかと思います。
色々とご迷惑をおかけしながらも、私の不甲斐なさや、足りない所を、しっかり笑いに変えてくれるお客様には、随分と救われております。
　　
また、カウンターを通して、初めてあったばかりのお客様とお話ししていて、他のお客様から「常連さんですか？」と聞かれれば、「いえ、今日初めてお会いしたばかりです」なんてことも良くあり、初対面のお客さん同士が熱心にお話をしたり、大盛り上がりをしたり、大笑いをしている様子を垣間見るのは、一番幸せな瞬間だったりします。
　　
３年も経ちますと、こんな私でもカウンターに立てば、精神的に随分と逞しく強くなったものだなと思います。
「私、何だかどんどん肝が座ってきています！」と言えるまでに・・・。
　　
「気力と意志力だけでもってる。精神力が生命力を超越しているんじゃないの？」などと言われながらも、「気力だけではいけない」と気がつくことになったのも３年経ってようやくのことだと思います。実際に身体を放ったらかしにしていたつけが7月8月に・・・。
自分の健康や身体のことをあまり大切にしてこなかったことに、とうとう気がつくことができるようになったのは、人間的にも少し成長したのだと思います。いつもちょっと遅いくらいですよね・・・。
亀や牛のように「遅い！」と思われるようなところはあるかと思いますが、今後もゆっくりと息長くコツコツと歩んでまいります。　
　
そんなTetugakuyaを4年目も、どうぞよろしくお願いいたします。