2018:A代表:親善試合:中立:vsスイス「3バックから4バックに変更するも依然として求められる変革」

日本vsスイス:0-2
得点者:13リカルド・ロドリゲス(PK)、9ハリス・セフェロビッチ(3フランソワ・ムバンジェ)

1、チーム情報&評点

評価基準

良:1~5:悪

スイス

監督

ヴラディミル・ペトコヴィッチ:2.5

スタメン

18マリオ・ガブラノビッチ:2.0
7ブリール・エンボロ:2.0、8レモ・フロイラー:2.5、23ジェルダン・シャキリ:2.5
10グラニト・ジャカ:2.5、11バロン・ベーラミ:2.5
13リカルド・ロドリゲス:2.5、5マヌエル・アカンジ:2.5、22ファビアン・シェア:2.5、2シュテファン・リヒトシュタイナー:2.5
21ロマン・ビュルキ:2.5

リザーブ

GK:1ヤン・ゾマー、12イボン・ムボゴ
DF:3フランソワ・ムバンジェ、4ニコ・エルベディ、6ミヒャエル・ラング、20ヨアン・ジュルー
MF:14シュテファン・ツバー、15ブレリム・ジェマイリ、16ジェルソン・フェルナンデス、17デニス・ザカリア
FW:9ハリス・セフェロビッチ、19ヨシプ・ドルミッチ

途中交代

5マヌエル・アカンジ→4ニコ・エルベディ:2.5
8レモ・フロイラー→15ブレリム・ジェマイリ:2.5
18マリオ・ガブラノビッチ→9ハリス・セフェロビッチ:2.0
7ブリール・エンボロ→14シュテファン・ツバー:2.5
13リカルド・ロドリゲス→3フランソワ・ムバンジェ:2.5
23ジェルダン・シャキリ→19ヨシプ・ドルミッチ:評価不可

日本

監督

西野 朗:3.0

スタメン

15大迫 勇也:3.0
11宇佐美 貴史:3.0、4本田 圭佑:3.0、8原口 元気:3.0
17長谷部 誠:3.0、18大島 僚太:3.0
5長友 佑都:3.0、20槙野 智章:3.0、22吉田 麻也:3.0、21酒井 高徳:3.0
1川島 永嗣:3.0

リザーブ

GK:12東口 順昭
DF:2植田 直通、3昌子 源、6遠藤 航、19酒井 宏樹
MF:16山口 蛍、7柴崎 岳、14乾 貴士、10香川 真司
FW:13武藤 嘉紀、9岡崎 慎司

途中交代

15大迫 勇也→13武藤 嘉紀:3.0
11宇佐美 貴史→14乾 貴士:3.0
21酒井 高徳→酒井 宏樹:3.0
18大島 僚太→7柴崎 岳:3.0
4本田 圭佑→10香川 真司:評価不可

2、得点経過

スイス:1-0:13リカルド・ロドリゲス(PK)

 7ブリール・エンボロが、左サイドを突破すると一気にペナルティエリア内に侵入してくる。追走する21酒井 高徳と22吉田 麻也で、挟んで倒す形になってしまいPKを与える。
 キッカーは、13リカルド・ロドリゲス。左足で、独特のタイミングと溜め方で蹴り、1川島 永嗣が反対に1ステップおいて飛びつきますが、13リカルド・ロドリゲスの蹴ったボールは、キッカー側からみて中央からやや右に速いボールを突き刺さり、これが決まってスイス先制。

スイス:2-0:9ハリス・セフェロビッチ(3フランソワ・ムバンジェ)

 日本のCKから巧く繋げられてカウンターを受ける。14シュテファン・ツバーがパスを受けてセンターラインを越えた辺りで、スイスから見て左側にサイドチェンジを行う。23ジェルダン・シャキリがパスを受けると、ワンツーを利用し、15ブレリム・ジェマイリの折り返しを受け19酒井 宏樹が倒れながら足を伸ばすも23ジェルダン・シャキリが我慢してから、浮き球のクロスを入れます。そのクロスの先に居た3フランソワ・ムバンジェが頭で中央に折り返すと、9ハリス・セフェロビッチが右足でダイレクトボレーシュートを至近距離で放ちゴールに突き刺し、スイスが追加点。日本は、西野体制になってこれが流れの中からの初失点となった。

3、数値評

評価基準

良:A~E:悪

スイス

攻撃評価:B
守備評価:C
采配評価:C
総合評価:C

日本

攻撃評価:D
守備評価:D
采配評価:D
総合評価:D

4、文章評

2試合連続無得点で2失点。また、この試合でもPKを与えて失点してしまった。やはり、自陣深くに入った時に高い守備力を誇る選手の不在が大きい様に感じる。特にCBは、海外組が少なく、弱点が出てしまった。
ただ、3バックを諦めて4バックにしたことで、日本の良いところが出せる様になった。バランスも良く、攻撃の形を出せた。
しかし、それでも得点することは難しく、残り1試合で、どこまで改善出来るかが問われる試合となった。

 スイスは、日本のプレスが緩かった事で、ある程度自由に回せていた。パスで突くと日本の寄せが来て、そこでミスをするシーンもあったが、基本的には、スイスのやりたいサッカーが出来ていた。

日本が、日本らしいサッカーをしたいのであれば、相手の良さを打ち消すぐらいのサッカーをしなければならない。ここまでの2試合は、少なくとも見えていなかったし、出来ていなかった。
 特に前からのプレスの緩さは致命的なレベルにあった。結果的にここまで2試合で、変化が求められる内容と結果となってしまい弱いイメージの払拭の必要があり、前の試合同様に大きな変化の必要性を感じた。

5、試合評

Man Of the Match(MOM):7ブリール・エンボロ(スイス)
Most Impressive Player(MIP):18マリオ・ガブラノビッチ(スイス)
満足度:2点(10点満点)

6、会場別成績(西野ジャパン)

国内

日産スタジアム:0勝0分1敗

国外

スタディオ コルナレド:0勝0分1敗

7、大会別成績(西野ジャパン)

親善試合

0勝0分2敗(0得点4失点:-4)

8、通算成績(西野ジャパン)

勝敗(2試合)
0勝0分2敗

得失点
0得点4失点(-4)

ホームスコア
1試合:0勝0分1敗:0得点2失点

中立スコア
1試合:0勝0分1敗:0得点2失点

アウェースコア
0試合:0勝0分0敗:0得点0失点

ゴール(全0ゴール)

アシスト(全0アシスト)

得点の形(0得点:流れ、セットプレー)

失点の形(4失点:流れ×1、セットプレー×3)
クロス(左足)→折り返し(頭)→ボレーシュート(右足)×1
PK(左足)×1、PK(右足)×1、FK(右足)×1

得点時間帯(0得点:前半、後半)
1分~15分、16分~30分、31分~45分、前半AT
46分~60分、61分~75分、76分~90分、後半AT

失点時間帯(4失点:前半×2、後半×2)
1分~15分×1、16分~30分、31分~45分×1、前半AT
46分~60分×1、61分~75分、76分~90分×1、後半AT

日本から世界へ
To Be Continued

by 杉野 雅昭(Masaaki Sugino)

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