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2023ファジアーノ岡山にフォーカス40『 見据える地点 ~岐路~ 』J2 第29節(H)vsFC町田ゼルビア


プロレスのファジステージ

 試合開始前には、ファジステージでは、プロレスのイベントが開催されて盛り上がった。そして、両チーム合わせて10000人ものサポーターが駆けつけて、熱戦が繰り広げられた。

赤く染まるバックスタンド
遠距離ではあるが、多くの町田サポーター。感謝。

 試合の内容は、手応えを感じた試合でもあったが、その試合結果は、皆さんもご存知の通り、1-3でスコア上は完敗の敗戦であった。

 ただ、両チームにそこまでの差がなかった内容でもあったが、筆者視点では、試合内容以上に、大きな差があったように感じた。この試合では、その「差」について、フォーカス当てる事で、私がなぜ「補強」を連呼するのか?その意図を、Twitterだけでは伝えきれない部分もあるので、レビューとして発信していくことで、岡山の問題の核心に近づいていきたい。



2023 J2 第29節(H)ファジアーノ岡山 vs FC町田ゼルビア
シティライトスタジアム 2023/08/05(19:00kick off)

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1、試合寸評~決定力~


 アウェイでの町田戦のように、岡山が早い時間に先制点を決める事ができた。この開始してしばらくの時間は、町田の良さを消す戦い方ができていた。「今日はやれる」という気持ちと前回の対戦で追いつかれた事と町田のリザーブメンバーを観た時に、最低でも2点欲しいとも感じていた。

 自陣からのビルドアップを開始して、猛暑の中でのペース配分に入って行く中で、大きく変わった訳では無いが、ロングスローやFK、クロスといった飛び道具に強みのある町田が、少しずつそういったシーンが増えて、着実にポイントを積み重ねていく。結果的に守れていた時間もあったが、岡山サイドからすれば、嫌な感じ(町田のサッカーをされている感じ)がして、町田側のセットプレーの数を減らして欲しいと感じていた。

 試合は、徐々に町田ペースの(町田のしたいサッカーをされているような)時間に感じ始めて、時間が進むと前半の終了間際にゴール前での混戦を押し込まれて、同点を許してしまう。しかし、小さなサプライズであったのが、町田からすれば、まだ同点という事で、前半でありながらピッチの選手の町田のゴールを喜ぶ時間は短めで、すぐに中央にボールをセットする。これが、2023シーズンで、最も勝ち点を積み上げている勝者のメンタリティである。逆にベンチのスタッフや選手は、ライン際近くまできて、全員で喜ぶ。一体感という意味でも大きな差を感じたシーンでもあった。

 前半を1-1で終えた岡山であったが、後半の立ち上がりに、またしてもゴール前の混戦で押し込まれて逆転を許した。岡山は、逆転を許す前に勝ち越しに向けて変更していた、シンプルにスピードに迫っていく17末吉 塁を左WBに22佐野 航大を中央にシフトする形に変更していた効果がでる。17末吉 塁は、ゴール前に迫っていく動き出しとそのスピード、22佐野 航大のチャンスメークのアイデア。

 この2点、獲得したPKで、同点に追いついたと思われた。しかし、18櫻川 ソロモンが、PKを止められてしまい。同点のチャンスを逃すと、ゴール前の混戦で、町田に3点目を許した。

 岡山は、選手交代やパワープレーで最後まで諦めず戦いきったが、スコアは無情にも1-3の惨敗に終わった。勝てそうな試合であっただけに、悔しい敗戦であったが、同時にチームの意識や一体感という点で、繰り返しになるが、大きな差があったと言わざるえない試合であった。

 ただ、結果が出ていれば、岡山にそういった一体感ができていても不思議ではなく、巧く歯車が噛み合えば、町田のように勝ち点を積み重ねることができた可能性もある。ここ最近、口にすることの多い怪我人が出ていればという視点は、避けては通れないが、ファジアーノ岡山の目指す方向性に手応えを感じている部分もあるため、なんとももどかしい現状と言える。

 次章では、何故ここまで町田と差が開いてしまったのか?そして、岡山が、そこにどう迫っていくのか。2つの選択肢から補強の必要性や可能性という観点のために、まずは、次章で、町田のサッカーの強さの秘密に迫っていく。


2、ホットゾーン~町田式~

町田イレブン

 この試合の岡山は、チャンスメーク力という点では、町田に負けていなかった。特にパスで崩す部分は、岡山の方が町田よりできていた。一方で、町田の狙いは、シンプルで、秋田と昨シーズンの山形のサッカーのカラーも感じた。22シーズンの岡山のサッカーにも近い点がある。そして、意識面では、一時代前の鹿島のサッカーにも近いものがある。

 イメージし難い山形のサッカーの共通点だが、クロスを入れて行くスピード感だ。細かい部分の相違点ばかりで違うサッカーと、言われてしまえば、それまでだが、ゴール前に素早く入れて、決定機を多く作るという点では、山形に近い点があった。

 確かに、サッカーそのものは違うが、勝利するためのアプローチの狙いが共通で、町田式の勝利のためのアプローチ、22シーズンの山形と同様にパス交換を必要以上に挟まず、クロスを徹底的に入れて行く。表現を変えると、90分間でゴール前のシーンを多く作るという狙いがある。専門用語があるだろうが、私はあえて、ホットゾーンと表現する。そこに運ぶためには、どうすれば、良いかというのが徹底できている。

 ホットゾーンが何を意味するかであるが、ゴール前でのプレー、ペナルティエリア内でのプレーすること、そこでシュートを打って得点を狙えるエリアを意図している。22シーズンの岡山の武器であったロングスローやCK、FKのセットプレーの得点力もあり、これもまたホットゾーンでのプレーが生じやすい。

 秋田の様にシンプルにロングパスを蹴っていく攻撃もできるので、シンプルに相手陣地でプレーする足場=起点を作っていく攻撃もできる。そこからの2次攻撃も効果的にできる単独で、形を作れる選手達を前線に揃える事で、前が掛かりになった相手からチャンスを作れる。ドリブルで運び、進み、崩せる選手がいることで、数的同数でもビッグチャンスにもできる。

 この辺りが、町田の強さでもある。ローリスク・ローリターンの攻撃も選手の質と層、戦術の意識徹底により、ローリスク・ハイリターンへと昇華させている。

 勝つために何が必要か?時間の使い方も巧く、東京Vの城福 浩 監督が「我々はサッカーで勝負した」激怒していたが、これもまさに町田の狙いと言える。鹿島のようにスコア的にもメンタル的にもリードすることで、相手に対して、心身で優位に立つ。そのために、できることを徹底的にやる。

 勝つために何が必要かを青森山田での高校での監督の経験をまさにJリーグの舞台でも発揮している。

 そして、「戦術」×「選手」=「強さ」のシンプルな構図を、資金力を効果的に活用して、隙のないチーム編成にすることで、強さに上手く繋げて、他クラブをも圧倒しているのだ。

 この町田に、同じサッカーで、勝利するのは、厳しい。そこで、この町田に対して、岡山は、別のアプローチで勝利を目指していて、互角以上に戦えた部分もあったが、何故、1-3というスコアになったのか、2つの選択肢から補強の必要性や可能性という観点から、筆者の私見ではあるが、迫っていきたい。

ゴール後の歓喜に一体感を感じる町田。

3、ホットゾーン~岡山式~

岡山イレブン

 今季の岡山のホットゾーンの作り方として、「ドリブル」×「ポゼッション」×「パワー」の3つのワードを武器にしたチャンスメークが、今季のファジアーノ岡山のサッカーで、力を入れてきた点である。

 まず、ドリブルであるが、ピッチコンディションやメンバーが変わった事による、サッカーの大幅な転換があり、前からの守備の回数や強度が落ちてしまった事で、後でのボール奪取の回数がどうしても多くなる。そこで、岡山は、安易にロングパスを蹴らず、「ドリブル」と「パス」を駆使して前に運んで行く。そこで、選手によっては、フィジカル面での「パワー」によって、そのプレーの成功率をより高めて行く。開幕戦は、まさにこの部分が、発揮できた試合となった。

 ただ、29節を消化した時点で、「ポゼッション」を軸にしたサッカーは、確実に進化しているにも関わらず、引き分けが多く、勝ち切れない試合が多くなってしまった。そこの一番の理由は、フィッシャー(最後に点を決める選手)の不在である。

 18櫻川 ソロモンや48坂本 一彩、32福元 友哉、8ステファン・ムークといった点を決める事のできる選手もいるが、やはり、難しいゴールを決める形を多く持っている選手(デルピエロゾーンのように決めれる形を多く持っている選手)が少ない。

 18櫻川 ソロモンも強さや高さを活かした得点は得意かもしれないが、シュート技術やシュート力(威力)における決定力という部分ではやはり物足りなく、現段階では、点を取る事で勝利に導くというよりは、体を張って勝利に貢献するタイプに近い。

 48坂本 一彩も決定力が高く、切れ味鋭いドリブルを持っているが、間で受けて、スペースをついていく、1.5列目タイプのストライカーだ。前節の清水のように、守備強度と範囲に優れるチームに対してはやはり、18櫻川 ソロモンや相手のマークを受け手も仕事ができるストライカーとコンビを組むことで、活路を探す必要が出てくる。

 32福元 友哉もシュートの多彩さで、多くのゴールパターンを持っている能力を開花させつつあるが、2試合で1得点決めるという域には、まだ到達していなくて、長い時間プレーする体力もこれから戻していく中で、総合力を高めていく段階だ。

 8ステファン・ムークも技術が高く、体を張れるタイプではあるが、空中戦という部分で、受けるポストプレーというプレーは少なく、どちらかと言えばMFタイプの選手であり、FWの最前線でプレーできそうであるが、ボールに良く触る所で持ち味が活きるという意味で、48坂本 一彩のようにFWで起用するならば、1.5列目でプレーをみたい選手だ。

 私の私見にはあるが、ボックスでプレーする事が得意であるのは、18櫻川 ソロモンのみで、そこで高い存在感を出しているが、ポストプレーや競り合いの所で強みを発揮しているものの7チアゴ・アウベスや99ルカオがの負傷により、得点への期待という周りからの期待や敵チームの厳しいマークにより、決定力不足が、目立つようになってきている。

 18櫻川 ソロモンも覚悟を決めて、ストライカーとしての自覚の芽生えと共に、成長の兆しは、随所に観れるが、ポストプレーというか体を張ったプレーを軸に、相方のFWと共に活かしあう関係性で、持ち味を発揮するタイプで、木山 隆之 監督もその点は感じているのか、18櫻川 ソロモンの時は2トップで、99ルカオに交代したら3バックにして、1トップ2シャドーにする試合も多かった。

 18櫻川 ソロモンが決めていればという試合が多い状況は、本来であれば、好ましい状況ではない。18櫻川 ソロモンがいたから相方のFWが、得点を決めれたとか、(1人の選手による)マークを高さや強さで、圧倒して決めたというのが、18櫻川 ソロモンの持ち味が出やすい状況だ。

 ここ数試合のように、18櫻川 ソロモンが、決めきれない試合が多い中で、シュートへの気持ちや形が増えているが、本来18櫻川 ソロモンは、シュートの巧い選手ではなく、自身もそこを打破したいという覚悟を持って、千葉を離れた筈で、序盤戦は、チームとして自信を持って戦えた中で、自然体でプレーできたことで、本来の18櫻川 ソロモンは、輝いていた。

 こういった事態に陥ってしまったのもフィニッシャーを担える7チアゴ・アウベスが、怪我で離脱する期間が長かった事と、怪我で攻守にアグレッシブにプレーできる38永井 龍が、全くチームに関与できていないことも影響したかもしれない。推進力が武器の9ハン・イグォンも今季の岡山のサッカーにフィットできなかったことも痛かった。

 7チアゴ・アウベスの担うべき、点を決める、マークを引き受けるという役割を他の選手が補う、もしくは、違うアプローチで、工夫して戦う必要がある試合が多く、誰が決めるのかという問題が、今季の岡山は、悩みの種であった。

 サッカーに正解はなく、岡山の今のサッカーが悪いのではなく、今のサッカーをする上で、誰がペナルティボックス内で決めるのかという点を解決しなければ、厳しい試合が、どうしても多くなってしまう。

 この試合の町田戦の勝負を分けた差であったチャンスメークで作った決定機を高い確率で、決めきれる選手(フィニッシャー)の不在が、このチームの停滞の一因の可能性は高いと感じた。

リザーブメンバーとスタメンメンバーの垣根を超えて、皆で喜び、ゆりかごで祝う岡山の選手達。

4、筋を通すために~支持~


 私が、補強が必要であると繰り返し不満を口にしてきた理由として、2章と3章で、岡山の町田の差の部分について言及してきたが、岡山が現在選択しうる選択肢は2つあると考えている。

 一つは、今季の目標である「頂」を目指すという約束を守るために、昇格に全力を投じる事。もう1つは、来季の内定している有望な新人選手と今季残った選手、新体制(24シーズンの木山ファジ)にマッチしたチームで、勝負の3年目に照準を合わせる事。

 どちらを重視するかで、視点は変わって来る。選手や監督の熱量というのは確かに感じてきたが、結果や内容で、目に見える熱量を体現できなかったこと。ファジアーノ岡山というよりは、サッカーをある程度、意識してみている方からすれば、チームが勝つために、どう戦って来たかというのは、ある程度、言語化できなくても「熱量」伝わって来るものがある。

 10年も観戦していると、やはり、負けた試合でもチームの頑張りに泣きそうになる事も増えてきたが、それはそこにバックボーン(背景にあるサッカー観)があるからで、初めてファジアーノ岡山を観に来た人には、同じではない。目の前にあるのは、煮え切れない引き分けや敗戦であり、試合後のインタビューで、選手の声も聞くことができない。引き分けや負けが多くなると、そういった試合が増えることも意味して、サッカーの熱量や魅力が伝わり難い。

 やはり、チームとしての「熱量」を「結果」や「内容」で、初観戦の人に伝え切れたのか?ここで、熱量や魅力を伝えていくために、内容を結果に繋げるためには、次節対戦した大宮を蘇らせつつある活躍をみせているシュヴィルツォクのようなストライカーの獲得は、必須と言える。次節の対戦で、この差を感じることにならなければと願うばかりである。

この試合のような一万人越えの試合をイベントや特典なしでどう増やして行くか。

 野球で言えば、打者のホームラン、投手の三振。ここに熱量というか魅力を感じる。サッカーにおける得点とGKやDFのゴール前でのセーブやクリア。

 今回の町田戦の接戦の試合で、決めきることができる決定力のあるストライカーを獲得すれば、必ずしも結果が必ず出る訳ではないが、7チアゴ・アウベスの負担を減らし、役割における他のFWや1.5列目タイプの選手の負担を減らす事で、岡山の今季での昇格を最後まで目指す姿勢を示し、課題の得点力を伸ばすのか。

 それとも来季C契約の即戦力選手である藤井 葉大や太田 龍之介、川上 康平を揃えた陣容で、来季にかけるのか。

 個人的には、岡山の取り組んで来た3バックと4バックの使い分けと深い戦術理解度(選手の役割分担)、「ポゼッション」に手応えを感じているだけに、来季勝負でも良いと考えている。というか観たい。

 ただ、開幕前に目標として「頂」を掲げたことに対して、最後まで筋を通すために、来季の編成に影響がでない範囲で、チームとしてのラストピースを埋める事で完成形を目指し、勝負にでるのか。それとも来季を意識した編成で、ストーブリーグの戦いも継続性を持って、上積みをしていくのか。

岡山サポーターに挨拶して周っている町田の核選手であるデュークとポープ(元岡山の両選手)。こういった選手クラスの活躍をきたい期待できる選手の獲得は、岡山にあるだろうか?

 岡山としては、「資金力」を武器にして戦えるチームと同じ事をしても勝てないので、「育成型クラブ」や「スタイルの継続性」を武器に長期的視点で、険しく高い頂を目指していく事が、求められる。

 長期的視点で、考えていく事も大事だが、現場の声として長く聞かれてきた目の前の1試合が大事という言葉の通り、目の前のシーズンに力を入れる事も重要なことでもある。

 今回の補強が必要であると語って来た上で、一度この部分をしっかり説明していく(整理していく)必要性を感じていたので、今回の町田戦は、そこを伝えやすい試合であった。

 補強は、現在のサッカーや監督、選手への「×(否定)」ではなく、その言葉通り、「補って強くすること」が補強であり、「×(掛け算)」であるべきだ。

 私は、岡山が、今季取り込んで来たサッカーに、手応えを感じていて、いつか浮上するはずだという視点で観てきたが、浮上できずに逆に失速しかけていることからも、このサッカーを更なる高みへと押し上げられるストライカーの獲得して欲しいという気持ちも強い。

 7チアゴ・アウベスや99ルカオが戻って来たので、そこにかけるのも1つの選択肢だが、残り試合数を考えると、このまま終わってしまう可能性も高い。だからこそ岡山のサッカーのイメージを覆せるストライカーの獲得の夢も捨てきれない。この試合の町田の11エリキ→15デュークのようなWエースリレーのようにクオリティを維持するという意味と負担を軽減する意味、そして、怪我などのリスクに備える意味で、最低でも2人以上のフィニッシャーの必要なリーグへとなりつつあることを考えても、長期視点でも動く価値を見出せるかもしれない。

町田の豪華な交代。

 岡山の強化部が、今季の編成上の過ちや力不足を受け入れて、来季に名誉挽回のシーズンにすることに全力を注ぐのか。それとも最後まで、目標に向けて、42試合(+α)での昇格に向けて、動くべき補強に踏み切るのか。

 最後まで、ファジアーノ岡山を見守っていきたい。

PKの様子を見守る23バイス(左)と13金山(右)。

 この町田戦のレビューを読んで、今季の木山ファジが目指していたものが少しでも伝わり、チームとして短期的視点か長期的視点か、どちらを意識して、もしくはどちらも意識した選択をファジアーノ岡山というクラブが決断するのか。そういった視点を、残り試合や来季を考えた時に、少しでもサッカー談義として、ファジアーノ岡山について、熱く語る材料となったのであれば、筆者としてとても嬉しく思う。

 最後に黒田 剛 監督のコメントとそのコメントに対する、私の解釈を伝えて、この試合のレビューを終えたい。

黒田 剛 監督(町田)
「暑い中での90分となりましたが、途中から(ミッチェル)デュークや平河 悠、荒木 駿太ら、フレッシュな選手を起用することで、運動量を落とすことなく果敢に攻め続けることができたのはわれわれの財産となりました。」

J.LEAGUE jp (Jリーグ公式HP)
J2 第29節 岡山 vs 町田(23/08/05)試合後コメント(監督)
より一部引用。
URL:https://www.jleague.jp/match/j2/2023/080506/coach/

 サッカーとファジアーノ岡山というクラブに対して、強いリスペクトを感じる黒田 剛監督の試合後コメントの一部。全文を読むことで、岡山がスコア以上に戦えていた試合であった事が良く分かる(そう感じられる)コメントを残して下さったことに、岡山サポーターとして、感謝の言葉しかない。色々とSNSで話題になっていることもあるが、サッカーの勝利のために、チーム一丸となって戦っている事が、町田のサッカーや選手や監督、サポーターの雰囲気からは、伝わってきたのも事実である。いつか岡山が、岡山式で、町田に対抗して戦えることを信じて、応援していきたい。そういった気持ちになれました。最低限、J2以上で戦えるように、スタジアムに足を運び応援していきたい。

試合後に挨拶する岡山の選手や監督。

文章・画像=杉野 雅昭
text・photo=Masaaki Sugino


5、アディショナルタイム

今節のファジフーズは、マウンテン丼。

 今節のMIPのアンケート。


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