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人間関係づくりは小さな行動の積み重ね

こんにちは。笑顔あふれる社会を築く!
感情コントロール専門家の杉山修です。
感情・言葉・態度・表情をベースとして自らが変化する支援を行ってます。

今回は若手社員の悩みについてお伝えします。

【相談内容】
入社5年目(女性)です。ここ半年くらい、主任(男性)から距離を置かれているような気がします。何か嫌がらせをされていることはないのですが、他の同年代の人と比べると話をする機会が少ないです。今後の対応でアドバイスがあればお願いします。

■最初に事実を確認しましょう
まず最初に大切なことは「事実」を確認することです。
・本当に自分だけが距離を置かれているのか?
・距離を置かれているというのは主任と2人で話をする機会が減ったのか?
・他の同年代の人と主任はどのくらい話をする機会があるのか?
・日頃の挨拶はしているか?
・会議等で主任が自分に対する態度の変化は。

入社5年目ということで、仕事を任せられているという見方もできます。
つまり、一人前になっていると思われている。

「距離を置かれている」と思い込んでしまうと、主任の言動や表情でネガティブな事象にフォーカスしがちです。

まずは事実を確認しましょう!

人間関係づくりは小さな行動の積み重ね
「距離を置かれている」と感じると、自分も相手と距離を置く行動になりがちです。もしかしたら、主任もあなたに対し「最近、距離を置かれているなー」と感じている可能性もゼロではありません。

「他人と過去は変えることはできない」ことから、まずは自分が変わること、行動することを心がけましょう。

具体的な行動は
・自分から挨拶する
・報告・連絡・相談をメールではなく、対面でこまめに行う(時間は短くても可)
・主任に対し、何か自分がサポートできることはないか聞いてみる
 など

今まで以上に主任に対する接触頻度を上げてみることです。
心理学でいう「単純接触効果」を活用してみましょう!

最初はドキドキするかも知れません。日常の業務の中で自然に振る舞ってみてください。

単純接触効果
繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果。アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが論文にまとめ、知られるようになった。
はじめのうちは興味がなかったものも何度も見たり、聞いたりすると、次第によい感情が起こるようになってくる、という効果。たとえば、よく会う人や、何度も聞いている音楽は、好きになっていく。
           出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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