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【子育て】ピンクが好きな男の子

長男(2020)と双子(2023)のいる暮らしについて「この世にたやすい子育てはない」をテーマに雑記しています。

長男が区民ひろばのトイレで

「これって女の子の?」

とピンクの小さいスリッパを指して聞く。

おひる寝用のコットカーバーや登園用のリュックも「なに色にする?」と聞くと、彼は「ピンク!」というのだ。

しかし、3歳にもなるとピンクは女の子という社会通念をすでに察していて、他人の目がある場では控えめにこう聞いたのである。私はすかさず、

「好きな色を履いたらいいよ」

と答えた。その答えに安心したのか、彼はうれしそうにピンクの小さなスリッパを履いた。

長男から「ピンクがいい!」と言われると、正直少し逡巡してしまう。というのも、いつかそのことを友だちからからかわれてしまうのではないかと心配なのだ。そのときがいつなのか。あるいは子どもたちは軽やかに社会通念などは乗り越えて、そんな日はずっとこないのか。

「男の子、ピンク」で先人の知恵を探すとこんな記事に出会った。

日本にいたときは周りに指摘されてピンクが好きと言えなかったけれど、環境を変える(カナダに行く)とピンク好きが恥ずかしくなくなり、13歳の誕生日会の装飾はピンクにしたという記事。

ぜひ2ページ目の誕生日会の写真を見てほしい。ここまでピンクな装飾に正直私は驚いた。しかも13歳という思春期に!私にもまだまだ固定観念があるみたいだ。長男のピンク好きを受け入れ続ける心の準備が足りなかった。

いつまでものびのびと自分の好きなものを好きでいてほしい。No more boys and girls. らしさの呪いにかかりませんように。

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