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今日の課題は あの人のために作る

こんにちは。 今日は水彩教室の課題を作る際に 僕がどのような思いや発想で制作しているかについてお話します。

課題を作る際、僕は一人の生徒さんの顔を思い浮かべながら制作しています。常にその人の顔を思い浮かべるのではなく、毎回違う人の顔を思いうかべるようにしています。

例えば今日の課題は「花瓶に生けた花」だとしたら、教室でいつも「お花ば大好き!心が安らぐわ~」と口にしている生徒さん(A子さん)のことを思い浮かべながら水彩画を描きます。
花瓶の花を描く時には、A子さんが「花を見ている時の笑顔」や「花を楽しそうに生けている姿」を想像しながら描いていきます。

またある日の課題は「犬を描く」だとしたら、生徒さんの一人でビーグル犬が大好きな方(B子さん)がいるので、彼女のためにビーグル犬の水彩画を頑張って描き、完成させるのです。
A子さんが「犬を可愛がっている姿」や「僕が描いたビーグル犬の水彩画を見た時のA子さんの喜ぶ顔」を想像するようにしています。

制作意欲や動機を高める一つの方法として

するとただ作品を描く時とは比較にならないほどの制作意欲が沸き上がり、筆が走るのです。

これらの課題に限り、A子さんやB子さんは特別な存在であり、彼女達
のために作品を創り出すことが、制作のモチベーションを高める最良の策
と思っています。

勿論 別の課題では他の生徒さんたちの顔を頭に浮かべています。
仮に生徒さん全員の顔を思い浮かべてしまったら、気持ちが散漫になり、集中力を欠いてしまいます。

一つの作品を作り上げる時は、多くの要素は必要ありません。
例えば初心者の生徒さんの顔を思い浮かべて描くとしたら、その方がよく理解し上達することが目的になるので、高度なテクニックや、巧妙な絵作りは必要ありません。

このように毎回異なる生徒さんのことをイメージしながら描くことで、作品に思いやりと熱意が注ぎ込まれ、それが「ためになる課題」につながると僕は信じています。

最後に、ある人をイメージして作ることは、他にもあると思います。
例えば料理やプレゼント、手紙などがそうです。
相手のことをいろいろと思い描きながら行動するという点では、今回のテーマである「あの人のために課題を作る」と共通しています。

少しでも参考になりましたら幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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