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取り替えられない持ち物をどうするか

● お礼

多くの方に前回のnoteの記事を読んでいただき、また、多くのスキを送っていただき本当にありがとうございます。とても嬉しかったです。
それも「本日の注目記事」に選んでいただいたおかげです。note編集部の皆さま、ありがとうございます。

まさか、そのように注目を集めることになるとは全く想像しておらず、いろんなことをぎゅっと詰め込んだ荒削りな記事だったので、焦点がぼやけてしまい、もしかしたら読者の方にうまくお伝えしきれなかった部分もあるかと思います。そういった部分を今後少しずつでもより伝わりやすく書けるようにしていこうと思っておりますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

前回の記事はこちら。

前回のお話では、

大きな血管腫があって、非常な高身長で、アラフィフで、未婚、が

ウェディングドレスを着る企画に応募した

そして自分自身に向けて感謝と愛の手紙を読んで自分を変えた。

という、もしかしたら一つも皆さんに当てはまることもない条件が、
そしてひとつくらいあったとしても、合わさることはないはずの条件がいっぺんに組み合わされた、とても情報過多で変わった話であったと思います。

それでもどこかには、共感していただける部分があったのではないかと思うととても嬉しいです。

私は先にあげたように、見た目が他の人と違って、いつも疎外感を感じながら生きてきました。

「普通になりたい。皆と同じ見た目になりたい」

でも、どうやっても、周りのひとたちとは違っていて、そのために生きづらさを感じずにはいられませんでした。

皆のような見た目になりたい、皆と同じがいい。

でもどうやっても周りの人たちのようになれないことで、苦しいのです。

こうなれたら、幸せになれる、という努力すら関係のない次元で他の人と同じようにはなれずにずっと苦しいのです。

それならば、と苦悩の何十年を過ごしたあとに、やっぱりこんな人生では嫌だと勇気を出して、自分を受け入れるための練習をつづけ、痛い思いもすることがあってもめげずに、少しずつ、大丈夫なんだよ、という経験をしたからこそ、このままでいいし、この自分だからこそいいのかも、とやっとここまでたどり着けた気がします。


● Being, Doing, Having 

心理学やコーチングの学びでよくでてくる、幸せになるための Being, Doing, Havingの教えでは、

1. 自分がどうありたいか、何を大事にして生きたいか(Being)
2. そのために何をするか(Doing)
3. そのために何が必要か(Having)

という順番で考えていくとよい、と言われています。

これを持ったら、手に入れられたら(3.Having)幸せになる、という考え方が初めに来ているのではなかなか幸せになれないのです。

しかし、私の場合は一旦、どうにも変えられないHaving(3.持ち物)にとことん向き合ってみたら、そこからDoing(2.行動)につながって、Being(1.在り方)を変えられた気がしています。

そして今度はあらためて、望むあり方(1. Being)に近づきつつある今、それがベースになって行動(2. Doing)できるようになり、理想の未来が手に入る(3.Having)のではないかと思っています。


そして、さらに言えば、ポジティブ心理学では、「成功するから幸せになるのではない、幸せだから成功するのだ」と言っています。
いい学校に入れば幸せになれる、もっと容姿端麗なら幸せになれる、とか○○したら、持てたら、でなく、今、この瞬間からここで幸せになれる、そしてその幸せがさらなる幸運を連れてくるということも忘れずにいたいと思います。






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