4月22日（土） 昨日の夜は2回目のパーソナルトレーニング。マンションの1室のような狭い部屋で、入ると誰かの汗とアルコールが混ざった匂いがした。アルコールで匂いは消えず、むしろ強調される。５分前に来てくださいと言われていたので、きっと直前まで誰かがいたのだろう。からだはないけど匂いはある。いまちょうど香りの本を読んでいる。匂いは粒子で、細胞で、ひとの一部で、それはいったいなんなんだろう。ここにはわたしと、トレーナーと、知らない誰かがきっといる。 ここでは、各トレーニングを
4月17日-18日 9時にはベッドに入ると昨日決めたのに、これを書いてる今はうっかり9時です。どうしてこうなっちゃんだろうでしょうか、お風呂に入ったり寝る準備さえ何もしていない。たまにどうやって毎日を運営＆継続していくのかわからなくなる時がある。起きて、ベッドを出て、パジャマ脱いで、着替えて、歯磨きして、という1つ1つの行為がばらばらになって線にならない。ぼけっと突っ立ち、あ、そうそう、次は歯磨き。はい次はゴミ捨てと、1つ1つ確認して前進する。嫌だとか良いとか明るいとか暗い
4月10日（月） 朝起きて干し芋を食べる。なんかいつもと違うやつを買ったらすごいおいしくて気に入った。かぴかぴしてなくて柔らかくて水分たっぷり、むぎゅむぎゅ系干し芋。品種が同じでも水分量でだいぶ味が違うのか？ 仕事のSlackでものすごい誤字投稿をする。そこに「ごめんなさい、高尚すぎてわからない表現です」という同僚から返信があり、タイミング、その同僚の人となり、実内容のシリアスさとの対比、などなど、かなり内輪にしか分からない笑いが起きた。オンラインだけどみんなで笑った。伝
4月1日（土） 朝、ボーナストラックが開業して3年経ったことをインスタグラムで知る。おめでとう、みんなおめでとうございます、本当にすごいことだと心から思う。2020年4月はそこでリモートワークする毎日が続き、疲れると広場に出て、お昼にはANDONのおにぎりをよく食べた。確か、いぶりがっこのやつとか、ツナのやつとか、馬肉のやつとか。とにかくよく歩きよくよくラジオを聞いた。みちょぱの明るい声にも救われていた。 お昼過ぎ、杉村春子と大野一雄をスクリーンで見られるということでユー
仕事で関わってきた中学3年生に卒業証書を発送するために高円寺の事務所へ。先週家に届いた証書カバーと賞状専用紙をスーツケースに詰め、途中のローソンでレターラックライトを購入。在庫不足に備えて周辺のコンビニや郵便局を念のため調べておいたけど無事に全部揃う。事務所なるものにはきっとあるでしょと踏んでいた住所スタンプをゲットし、まずはレターパックの送り主欄にぽんぽん押しながら他のスタッフに賞状の印刷をお願いする。 今度は生徒たちの住所リストを作成。手書きは大変なので印刷して切り貼り
下北沢のボーナストラックの広場にやたら人がいて、そうだ春休みだ。いつか食べてみたかった発酵デパートメントの坦々麺を食べながら、こどもたちがポケモンのカードゲームをするのを眺めながら、かんなちゃんと再会のおしゃべり。太陽は気が早く、初夏レベルに暑い。スパークリングを飲みながら自分たちと周囲の近況を報告し合う。こどもたちはポケモンのカードゲームを中断しては再開する。わたしたちの会話は、両親への怒りや夫たちのこと、バードストライク、生きる上で免れない傷つき、男女というもののプレイに
栃木最終日は歩いて20分くらいのスーパー銭湯に行った。夜でももうだいぶ暖かい。サウナでは「マツコの知らない世界」のドーナツ回がリアルタイムで流れていてつい長居（普段はtver）。昔のミスドのロゴマークが可愛かったとマツコが話していた。 ミスドと言えば高校生の頃、友達としょっちゅう通っては永遠にカフェオレを飲んでいた。大学生になっても通い、ポイントを貯めてはあのマグカップのいろんな色のをもらっていた。あれはどこにいったんだろう。自由に使えるお金がやや増えたことで汁そばのおいし
日曜の夜に見たNHKの恐竜番組で一番印象的だったのは恐竜の研究者たちの顔つきで、なんだかみんな肌つやが良くきらきらして少年少女みたいだった。「やっぱりロマンを追いかけてるからじゃない？」と夫が言い、笑ってしまったけどその通りだと思った。 そういえば、おばけとか深海とか宇宙とか、古代とかSFとか未来とか、ウイルスとかUMAとか未確認飛行物体とか、目に見えないものや計り知れないものをおそれるこどもだった。到底分からなそうな世界の扉を開けようとする、怖いものを見ようとする、決して
3月25-26日 昨日から夫の実家にいる。去年からたまにワーケーション的滞在をすることがあって、かなり至れり尽くせり快適滞在、のびのび甘えてしまっている。 昨日は焼肉を食べビールを飲んだ。親戚の病後の状況を聞きながら、家での看護や介護について考える。家族だけで本人を支える限界であるとか、だからこそいい意味でのよそもの第三者を巻き込む大切さとか、でもそのためには本人も周りの家族も気持ちが乗らないとうまくいかないわけだし、そのための理由や根拠、ストーリー、何よりその流れをうま
ChatGPT4で遊んだ。試しに仕事の相談をしてみた。仕事に悩んでるんだよね〜というふわふわした相談から、この企画のタイムテーブルや先方への依頼文を考えてみてなど具体的なものまでいろいろなことを投げかけた。 一番びっくりしたのは、思った以上にまず寄り添ってくれること。そこにわたしが人間性のようなものを感じて「ありがとう」「助かるよ〜」と言わずにはいられなかったこと。 寄り添いにもパターンがあった。「辛かったですね」「大変でしたね」とかだけでなく、「◯◯◯まで考えていて素晴
父親でも母親でもなく、私は自分を祖母に似ていると思う。祖父が死んだ後に娘の家（私の実家）に住むようになった祖母は、いくつか特徴がある。その特徴を思うと、私は家族や親戚のだれでもなく祖母に性質が似ている。 祖母は、お湯をかけた白米だけ、あんこのおまんじゅうなどひとつのものを偏食的に食べ続ける。服の素材や色・形に独特のこだわりがあり、気に入らないものは絶対に着ない。餃子や三平汁など特定の得意料理の材料選びに強くこだわる。感情が昂ると言いたいことを一方的に伝え、家出などの極端な行
毎日のように絵を描いている。小学生の頃にノートや教科書の端に落書きしていたみたいに、TODOリストの並ぶA4コピー用紙の隅に仕事中にまるで何かを発散するようにちまちま描くこともあれば、常に机の横にあるスケッチブックに仕事の前後でずっと描いていたりもする。いろいろだ。 ボールペンでひたすらいろいろな大きさの「まる」を描いて目をつけたり耳をつけたりする絵もあれば、色鉛筆をへいへい動かした結果たまたまできた不思議な形や模様をつなげ、生きもののような絵ができるときもある。最近はまっ
