私は自分の意見に自信がありません。

一部の人には共感が得られても、万人に共感が得られるとは思っていないからです。

例えば、私の周りにいる人達が私とは真逆の価値観を持った人達だとすれば、私はどれだけ自信のある意見だったとしても言えないことが多くあります。

そこでは受け入れられない意見だからです。

共感してくれる人が半分以上いそうであれば、私は意見を言います。

そんな人間なので、どんな環境でもズバッと言い切れる人はすごいな～と思うわけです。

そして、「確かに正論だな…」とぐうの音も出なくなります。

でも、私はその人のことを羨ましいとも思えないんです。

それはなぜかを考えてみました。

それが、こちらのツイートです👇

正論というのは、視野を狭くしないと言えないと思うんです。

例えば、コロナ禍ではこんな意見は日常茶飯事です。
「施設に部外者に入ってもらったらコロナ感染が瞬く間に広がります！面会禁止です！」

正論ですよね。

ズバッと正論を言われてしまうと、多くの人は意見できなくなります…。

そんなとき、勇敢な誰かがこう言うのです。
「明日死ぬかもしれない人たちもいるのに、いつまで面会禁止にするんですか？感染対策して面会してもらうべきです！」

これもまた正論です。

この二つの意見について、視野を広くすれば、こうなります。
「どちらも正論です！」

優柔不断かもしれませんが、これこそが真の正論だと思いませんか？

視野を広くしていけば、正論は偏った意見にすぎません。

偏った意見が悪いというわけではありません。

それなら、いろんな偏った意見が歓迎されるべきなんです。

正論を言った人が、他の真逆の正論を受け入れることが必要なんです。

視点を変えれば全部正論！

これが議論のスタートなんです！