お知らせと告白。

すっかり久しぶりな投稿となってしまいました。
絵はんこ作家のあまのさくやです。

もう忘れ去られている頃かとは存じますが、ぼちぼちnoteも再開したいと勝手ながら思っております。

というのも、早々に不躾で恐縮ですが、今日はお知らせがあります。

実に3年ぶりとなるのですが、久々に

個 展 を し ま す 。

場所は、恵比寿の「Gallery&shop 山小屋」さんです。

今回のテーマは…

「小書店」-はんこと物語のある書店- です。

私は、「書店」が好きです。
いろんな形の書店がありますが、書店にあるのは本だけじゃない。
文房具があったり、本にまつわる雑貨があったり。
用事がなくてもつい立ち寄ってしまう。そんな人は多いのではないでしょうか。

何種類かの本が積んである中で、ふと手にした本が自分の今の気持ちとリンクしたり。そこにははんこのコーナーがあったりして。

恵比寿駅ほど近くの小さな空間を、小さな本屋さんに見立てて一週間開店します。

少し長くなりますが、ここからは今回の個展に向けた気持ちを書いてみます。

はんこだけではなく本をつくりたい

『絵はんこ作家』として活動していた私・あまのさくやですが、ここ数年はnoteに書いていたインタビューのような活動があったりと、はんこだけで語りきれないことたちがたくさん増えてきました。

また、チェコ共和国が大好きで、追い続けてはんこを彫り続けてきたら、『チェコ親善アンバサダー』という肩書きもいただくようになりました。

それについてはのちほどこちらにでも。

活動が広がるうちに、私は「はんこだけ」を作りたいわけではない。私ははんこと言葉も合わせた、本を作りたいぞ!と思うようになりました。そして大胆にも書店まで開きたくなってしまったわけです。本当に大胆だな〜。

「書店の店主がはんこ作家だった」

私は、行けば興味をくすぐる何かが必ずある書店という存在が大好きです。中でもセレクトされたような書店は、どうにも店主の個性や偏りが、コーナーや品揃えから見える。私はそんな偏った棚を眺めるのが好きで。

だからこの「小書店」も、立ち寄った書店の店主が、たまたまチェコ好きのはんこ作家だった。そんな偏った書店にしたい。そんなふうに気軽に、立ち読みをする感覚で寄っていただきたいなと思っています。

エッセイを書いています


そして実は、今回のひとつの展示の中心として、『エッセイ』を書いています。

これは、絵はんこ作家として活動してきた自分としては大きな挑戦です。
しかも題材は……父。そして母のこと。
きわめて個人的な話を個展でするのか?という葛藤もなくはなかったです。

2016年にこのギャラリーで、「生きている」というタイトルの個展をしました。それは、亡くなった方をテーマにした内容で、亡くなったという事実はありながらも、どこかでその人が「生きている」。そういう景色を描いた版画作品の展示を行ったのです。
……でもそのときは、その2年後に、自分の母を亡くすことになるとは思っていませんでした。

人はいつか死ぬということは知っていたつもりだったけれど、まさか2年後だなんて。

そしてさらに父は、数年前から若年性の認知症を患っていました。

母の死と、若年性認知症の父と

そんな、母の死と、父の介護に向き合った日々のことをつづったエッセイを書いています。

一見重たく見える題材かもしれません。でもこれは、漫画や絵はんこも入れて、私なりに自分が笑えるためにつくったもの。だからこそ、ふだんなら介護関連の本を手に取る機会がないであろう同年代の方にも、読んでみてもらいたい。それが私が30代で直面したことへの意味なのではないかと今では思っています。

若年性認知症を患った父は、数年前とはずいぶん変わってしまったけれど、どこかすっとぼけている言動がときどき笑える。そんな父との日常を中心に、30代そこそこの私へ怒涛のように押し寄せた出来事を書き留めています。

だからこのエッセイは、「完結」していません。まだまだ生活も人生も続いていくからこそ、まだこの本を完成させたくないのです。

そんな未完成なエッセイも並ぶ書店です。

あまのさんに励ましのおたよりを


いやーーここ数ヶ月であまりに新しいことに挑戦しまくっておりまして。
とはいえ結局直前になって焦りまくる性格は変わりませんで…出来上がるのかがひじょーーーに不安ですが…。

みなさま、どうか見守っていただけたら嬉しいです。

SNSなどを中心に、今後も個展やエッセイの内容も、会期前に少しずつ公開していければと思います。
しばらく更新がストップしていたnoteも更新していく予定です。その際にはお知らせします!

応援の声、たいへん励みになりますので、どうぞ応援してください…っていうかしてもらえなかったら、心が折れます………ぽっきり。

というわけで、少し先ですが、恵比寿の「小書店」、もしよければお越しください!

今後noteにて、エッセイの一部やチェコの話など、書いて行きたいと思いますので、またどうぞよろしくおねがいします!

あまのさくや
はんこと言葉で物語をつづる絵はんこ作家。はんこ・版画の制作のほか、エッセイ・インタビューの執筆など、「深掘りする&彫る」ことが好き。チェコ親善アンバサダー2019としても活動中。http://amanosakuya.com/



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sakuhanjyo

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