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”職”というのは名前や肩書ではなく、目的と行動だ。

#天職だと感じた瞬間

は30代半ばくらいのときに訪れました。

当時私は、期間限定の業務委託で、中小・ベンチャー企業支援施設のオープニングスタッフを任されていました。

とあるベンチャー企業の経営者さんから過去のキャリアを尋ねられてお答えし、

「なぜ、そんなバラバラなの?」
「え?自分的には、一貫しているんですけど」
「どこが? 証券会社の法人外交で、フリーライターで、中小・ベンチャー支援施設のスタッフで・・・」

というやりとりを経て、

「経営者とお会いして、ビジネスの話をお伺いする仕事ばっかりです」

と明言できたとき それが #天職だと感じた瞬間  でした。

それまで、#天職 というと、特定の職業名を探し当てるゲームみたいに思っていたのです。
でも、
同じ職業でもひとり一人がしていることはバラバラだし、その人たちの幸福度も、お相手の満足度も違うってことが、人と会えば会うほど見えてきていました。

つまり、

目的:誰にどうなってもらうために
行動:自分が何をどうするか

が、自分にとっての天職を説明する2大要素であり、
職業や肩書、ましてや属する会社名など(関係ないとはいわないけれど)後からついてくる要素に過ぎないと思うようになったのでした。

今週いっぱいで辞める職場も
目指している理想を、ただ言語化してみれば共感しまくりであります。

一方で、
会社の経営陣や幹部が考える「組織」「デザイン」「幸福」の定義が、自分のそれとずれていたり、仮になんとか近いものにすり合わせたとしても、達成に向けたアクションプランの内容やスピードが違っていたら、いち社員としてのパフォーマンスを上げることは難しく、組織力にも貢献できないだろうなと思いました。

そして、後者の思いのほうが、はるかに強く大きかったので、私はもういちど

#天職だと感じた瞬間

に出くわすために、職場を離れます。
来月からは、別の組織にて非常勤×1年の時限制 で働きながら、自分で新しい事業を興すことにチャレンジするつもりです。

ライター業は、もちろん収入源にもなってくれるでしょうが、どちらかというと情報を人脈を得るために活用しようと考えています。

ざっくりしたテーマは、こんな感じ。

・しあわせに生きるとは?
・スローダウン&ダウンシフト/減速社会
・地域包括ケアシステム
・ヘルスケア&デザイン

不思議なもので、6、7年前に関心を寄せていたことに、一周まわって戻ってきました。

日本では #PIVOT  を繰り返すことをよしとしない向きがありますが、こうやってクネクネと生きてきても、ちゃんと自分の好きなこと、興味あることには、出会い直せるようになっているんじゃないでしょうか。
とてもよい循環だと思います。





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