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子どもたちに「投資」の本当の意味を伝えておかなければ…

本日のお題📚
ドラえもん社会ワールド お金のひみつ

Amazonの紹介を見て、子どもたちに対して「お金の使い方」を話すときの参考になるかなぁ…と期待していたのですが、使い方に触れているページはほとんどなく(残念)。
公認会計士さんたちが監修についた、なんとも折り目正しい印象の本でした。ちょこっとTwitterに書きましたが、Part1の「自動質屋機」という話は、まさに現実になりそうな夢が描かれていて、個人的には好きです。

なんでも、家庭科かなんかで、子どもたちにお金のことを教える時間がつくられるようですが、先生方の準備は大丈夫なんでしょうか? 
私は、どんなに優秀な人であったとしても、担当者に任命された先生が、たった一人で教えるというのは荷が重く、お金の多面性が伝わりにくいだろうなぁと懸念しています。

私は自営業の家庭に生まれたので、周りの同級生たちに比べると「お金」に対する免疫があったほうだと思いますし、「お給料をもらう」という感覚より先に「月謝を集める」「お給料を払う」という感覚を先に身に付けたので、

お金は大事!お金は尊い!

という感覚で幼い頃から生きてきたように思います。
それでも、株式投資については、両親が「ギャンブル」扱いしていたこともあって投機的なイメージだけが膨らんでいました。「ハイリスク」面だけが先にインプットされていったのです。

最近はデイトレで一攫千金✨みたいな情報が飛び交うので、「ハイリターン」を得るためのマネーゲームとして捉えている子どもや若い人たちが増えているかもしれません。

私も、そういう偏った見識を持っていたひとりでしたが💦
証券会社に勤めて……それも、発行側の立場で働かせてもらったことで、両親が言っていた「株=ギャンブル」というイメージは払拭されました。
その代わりに、直接金融/株式投資って、銀行融資よりよほど夢と情熱があるお金の動かし方だなぁ という思いがしみ込んできました。

先日、著書を紹介させていただいた藤野英人さんが、元NewsPicksの佐々木さんとの対談の中で、

投資は他人を幸せにするいい訓練になるから、
投資の概念を教えるところから義務教育化すればいい

と提案する佐々木さんに対して
それは佐々木さんが投資を正しく理解しているからで…
と返すくだりがあります。

とても本質的な話だと思ったので、ぜひ聞いてみてください(16分30秒くらいから)。

幸せの総和をあげることが
投資の中心的な考え

というご意見、とても素敵です。

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