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ChatGPT越えのAI言語翻訳!「DeepL」のススメ

本日も「好きなことで、満ちていく。」をお読みいただきありがとうございます!
zukiです!

3月は、引き続き
「ビジネスパーソンにとってのこだわりのモノ・サービス」
をテーマに投稿していきます!

前回は麻婆から、「エルゴヒューマンプロ」を紹介しました!

さて、本日私が紹介するのは、「DeepL」という機械翻訳サービス
特に英語が苦手だけど外資系企業に勤める予定の新社会人のみなさん!
これ、本当におすすめです!笑


1.英語漬けの外資系企業時代

DeepLと出会ったのは、私が新卒1年目の頃でした。
M&A支援を生業とする外資系企業に勤めていた私にとって、仕事をするうえでの最大の弱点がありました。。

「英語」

です。。笑

日本人の傾向としてありがちな「ある程度は読める、けど話せない」。
例にもれず私もその一人でした。

勤めていた企業では、プロジェクトによっては常に英語を使う機会もありました。
内部会議も英語、先方との会議も英語。。
場合によっては英語以外の言語を使う機会もありました。。笑
段々と慣れてきた部分もあるのですが、それでも専門用語が飛び交う先方との会議はなかなかついていけない。。

そんな中、同僚の一人が手を差し伸べてくれました。
「最近リリースされたDeepLって知ってる?テレカンにめちゃめちゃ使えるよ」
※テレカン=テレビカンファレンス。テレビ会議(今でいうZoomですね))のこと

その一言に食い入るように話を聞き出し、DeepLを見つけ、すぐさま会議や日常のタスクに取り入れる様にしました。
そのおかげか、先方との会議も概ね理解できるようになり、作業効率も3倍くらいに跳ね上がりました。DeepL恐るべしですね。

2.DeepLを開発した理由

超高精度な多言語翻訳サービス「DeepL」
これを開発した背景を、創業者のヤロスワフ・クテロフスキー 氏は以下の様に語っています。

私自身が幼い頃から、ドイツとポーランドの 2 カ国で生きてきました。両親がポーランド出身で、ドイツで生活しつつたまにポーランドに戻る暮らしでした。人生を通して、複数の言語に触れてきたというバックグラウンドがあります。

統計的機械翻訳を用いた既存の翻訳システムの精度がそれほど良くないことに、私は不満を持っていました。そんな折に、2016 〜 17 年ごろディープラーニングが台頭してきたのです。ディープラーニングに関する学術論文も次々に発行されていました。この技術を用いることで、良質な翻訳システムを作れるのではないかと思い、研究開発を始めたのです。

▲AWS様より引用

創業者自身が母国語以外の言語に触れてきたこと、ディープラーニング等のテクノロジーへの造詣があったこと、という原体験が、このサービスを生み出したようです。

▲AWSより引用

3.DeepLのここが凄い!

このDeepL、本当に翻訳サービスとしての機能が凄いんです。。!
実際に使っていただけるとわかるかもしれませんが、せっかくなので、私個人が当時使用していた際のレビューをしていきたいと思います。

①翻訳精度が異常

DeepLが他の翻訳サービスと違う最大の理由はこれです。
他の翻訳サービスといえば、google翻訳 / chatGPT・・・と色々あるかと思いますが、その中でもDeepLは「とても流暢で自然」なんです!

例えば、こちら。

▲Zukiによる画面キャプチャ

これはApple社HPのiphone15 proの説明の一部を翻訳にかけたのですが、最後の一文なんかは本当に自然ですね。

この流暢さ・自然さを再現できているのは、「ニューラル機械翻訳」というものらしいです。

ニューラル機械翻訳とは、人間の脳神経回路を模したニューラルネットワークを利用した機械翻訳の一種です。従来の機械翻訳に比べて、より自然で理解しやすい翻訳文が生成されることが特徴です。ニューラルネットワークは、入力されたデータをもとに学習を行い、その結果を出力する仕組みです。言語データや文脈を学習させることで、翻訳がその文脈に即したものになります。これにより、従来の機械翻訳ではうまく対応できなかった表現や言い回しにも対応可能となります。

▲HUMAN SCIENCE

この流暢さは特にインプットをする際に有用です!
当時新卒で英語の文献を読み漁っていた時も、論文や公知情報をPDFファイルごとDeepLに入れて、速読していました。

②音声翻訳でテレカンも余裕!

ちなみに、スマートフォンなどのアプリ版では音声翻訳も超高精度で使うことができます。
音声翻訳ってまだまだ発展途上なイメージがある皆さんも、是非一度は使ってみて欲しいです。こちらもしっかりと音声を認識し、テキストで流暢な日本語に変換してくれます。

特に英語のテレカンを日本語の議事録に起こす際にめちゃめちゃ便利です。
最近では、DeepLがAPIを開発したようで、これを使ったリアルタイム翻訳サービスなんかも出ているみたいですね。

4.おわりに

DeepLの魅力は十分に伝わったでしょうか。

ますます進んでいくグローバル社会で、国の垣根もなくなりつつある中で取り残されないためにも、他の言語や文化を知ることは非常に重要です。

まずは入門編として、この「DeepL」を使うことで、ビジネスパーソンの皆さんにとって日本語以外の色んな言語が身近なものになれば嬉しいです!

さて、明日3/17(日)はマックスが、最強の充電器「Anker nano II 65W」を紹介してくれます!

では、明日もお楽しみに!

5.本日の紹介まとめ

DeepL(ディープエル)
価格:無料 ※一部機能アップグレードによって有料プランあり。
URL:DeepL


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