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生きづらさ

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アダルトチルドレンの私のことなど。
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世界の広さと私の生きづらさのこと

世界の広さと私の生きづらさのこと

学校にいてもアルバイト先にいても、社会人になっても友達といても、生きづらいと感じるのは何故だろうと長年思ってきた。
同時にきっとみんな、そんなものだろうとも思ってきた。
生きていれば何かしらの苦労がある、少しはストレスがないと人間は生きられないと心理学の授業の先生が言っていた。私だけが苦労しているわけではない。

ところがSNSが普及し、何者でもない一般人の同世代の女の人の生活を見ると、私よりもず

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いびつ育ちのポジティブ正当化術①

いびつ育ちのポジティブ正当化術①

いびつに育ったという過去は、今どんなに頑張っても変えようがない。

一度だけ、母に、もっと子供の頃にこう言ってほしかったなぁとあくまでもやんわりと伝えたことがある。
すると、「私の育て方が間違っていたと言いたいのか」と大激怒されて大変なことになってしまったから、もう二度と言わないと心に誓っている。
そういう、母に余計だと思われることを言いさえしなければ、良好な関係なのだ。

外食にも買い物にも行く

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いびつの正体

いびつの正体

こちらのnoteに書いたけれど、アダルトチルドレンという性質が、私が生きにくいと感じる原因なのではないかと思っている。

このことで、語りたいことはたくさんあるのだが、今一つ書き出せていないのは私がれっきとした毒親育ちではないからだ。

私は毒親に育てられました、という人は定義付けがはっきりしている。

毒親というほどのことではない、けれども大人になって引きずるほどの抑圧を受けてきた人という定義は

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いびつ育ちのポジティブ正当化術②

いびつ育ちのポジティブ正当化術②

「好きなようにやればいいのよね、本人の自由だから」
と母が言うので、
「そうだね、その子の人生だからね」
とだけ答えた。

知人の娘が、突然大学を卒業したら東京に住むと言い出したらしい。どうやら勝手に東京の企業を受けて、受かっていたそうだ。

もうこちらもいい年をした大人なのできちんと答えるけれど、25歳ぐらいのときに母にこう言われて受け止めきれただろうかとも思う。

以前、私は年に数回の旅行でさ

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