見出し画像

自己肯定感の正体をみつけました

自己肯定感が低いとか、高いとかよく聞きますよね?
皆さんどんな人が自己肯定感が高いと思いますか?
「自信のある人」自己肯定感が高いように見えますよね。
いつも堂々として仕事もそつなくこなす。
でも、こんな人も自己肯定感の低さに悩んでいることがあります。
それは、自己肯定感の高さは、自身の自信の在り無しだけでは判断できないからです。

そこで僕は考えました。自分に自信があるのになぜ自己肯定感が低いのだろうかと。僕はこのタイプです。
自信という項目が縦軸だとしたら、実は横軸に「他信」というものがあることに気が付きました。
「他信」というのは僕の造語ですが、客観的な他人からの信頼ではなく、「主観的に見て他人が自分をどう思っているか」という意味です。
以降、他信という言葉は上記の意味で使います。
とはいえ言葉だけでは説明が不足してしまうので図を作りました。

自己肯定感分布

こんな感じです。
つまり、自己肯定感が高い人は、
自分に自信があり、他人からも信頼されていると感じている人。
・自分に自信がなく、他人からも信頼されていないと感じている人。
この場合の、主観的な他信に関しては、他社が実際にどう思っているかは関係ありません。あくまで自分が他人からどう評価されているのかの自己判断です。
この2パターンに属する人は、良くも悪くも自己肯定感が高めです。
ただしこの場合の自己肯定感が高いからと言って、必ずしも仕事ができる、というわけではありません。
とくに後者は、自分に自信もなく、他人からも信頼されてないと思っているので、堕落してる可能性があります。

そして自己肯定感が低い人は、
自分に自信があり、他人から信頼を得ていないと感じている人。
・自分に自信がなく、他人から信頼を得ていると感じている人。

上のタイプの人は、自分は目一杯やっているし、本当は周囲もきちんと評価している(かもしれない)にもかかわらず、頑張っても自分は評価されない、こんなに頑張っているのにと、自己嫌悪に陥り自己肯定感がどんどん下がっていきます。
後者は、自分に自信がないのに、周りがやたらと信頼してきて、その重圧につぶされそうになってしまい、自分にこんなことできるはずないのに、と自己肯定感をどんどん低下させてしまいます。

いいですか皆さん、「自分に自信が持てれば自己肯定感は上がる!」は嘘です。
本当に自己肯定感をあげたいのであれば、自身の評価と他者の評価のギャップをなくすことです。
自信を持つなということではありません。でも限界はあります。
努力をするなということではありません。でも限界はあります。
両親や上司、社会とのつながりの中で、自己評価と他者からの評価をすり合わせることが大事です。

そして、他人からこう評価されているだろう。こう評価されているに違いないという考え方をやめましょう。
いくら自分で考えても他人が自分のことをどう思っているかなんてわかりません。

自分のことは自分である程度わかると思います。
自分に自信がある人は、他社も自分のことを評価してくれていると思い込みましょう。むしろそんなに頑張っているならあなたが思ってるよりずっと評価してくれています。
自分に自信がない人、まず他社がそこまであなたに期待していないと思いましょう。たとえ期待されていても。
そしてその中で、自分のできる範囲で期待に応えていきましょう。
そうして徐々に成長していけばいいのです。

「無理なものは無理!」

と言ってもいいのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?