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メンドー・ビジネス


どうも!
会社で残業しまくって夜遅くなり、
最後は広くて暗い倉庫に一人きりになった時、
なんか背中がゾワゾワしてくるから
きっとなんか幽霊的な奴が居るなと思うと
なんだか怖くなってまいりますが、
こういう時は必殺技である
「エロい事を考えるの術!」を繰り出し
スケベな妄想に集中してゾワゾワを
一瞬で消すスコウスです。
真似してもらって大丈夫です。



今日は真面目なお仕事の話。



1.   「便利」と「不便」



「仕事とは、みんなの役に立つ事。」
なるほどです。



では、
どんどん「便利」になっていく
ということでしょうか?



どうやら時代は「便利」に
飽きてしまったようです。



もちろん、
まだまだ「便利」は足りなくて、
もっと「便利」な世の中には
なっていくにしても
「便利」のみの世界では面白みがない!



だから「便利」をあえて外した仕事に
人間の味がする。



不便
面倒
迷惑
間違い
無愛想
値段が高い
不味い


こんな「役に立つ」とは真逆な
モノが欲しい人達が居る!



なぜか居るのです。


あなたの仕事は
「便利」を売る仕事ですか?
「不便」を売る仕事ですか?



2.   愛すべき飲み屋さん



友人が通っていた飲み屋さんは
間違いだらけです。


味はそこそこ。
値段は高くはないですが
どんどんと釣り上がる。


友人「もう腹一杯やから、もうビールいらんわ。
もう何もいらんわ。そろそろ帰るで。」
女店主「はいよ!」


そして隣の人ともう帰るという話を
している間に目をグラスから離している隙に
いつの間にか並々と注がれているビール。



友人「いやいや、もういらんって言うたやん!」

女店主「えっ?なんて?あ、おでん食べる?
モツが美味しいよ。」

友人「モツ?美味そうやな。頂くわ。」



いつまでも帰れない。



お会計を告げてからも
注がれるビール。



目を離した隙に運ばれてくる
一品料理の数々。



大迷惑をこうむった友人は
また次の日も、そのお店に行く。



なぜか?



その「アホさ」をまた見たいのですね。
迷惑をこうむりたいのですね。



ほっとけないキャラをまた見たい!
アクシデントをまた見たい!
ハプニング・ラブ!
何が起こるか分からないのがいい!


また通ってしまうお店が
確かにある!



そこには
「便利さ」も
「合理性」も
正確さや利便性やスピード感も
必要ありません。
IT化もAI化もする必要はありません。


必要ないのに、
女店主「ちょっとお店をAI化しようと思う。」
なんて話を持ち出してきたら大爆笑!
そして
一体何が次に起こるのか
ワクワクが止まりません。



こんなお店、
行ってみたいですね!



なかなかこんなお店を見つけるのは
大変ですが、
普通の生活の中でも
「便利」とは逆を楽しむことは
あります。



3.   不便にお金を払う



庭でBBQ。
不便ですね〜。


キャンプもそうです。
なぜ快適な家があるのに
わざわざ原始時代に戻るのか。



不便グッズを買い揃えて
完璧に不便を計画して
不便な道具で不便な食事を作り
不便風呂に入ったり入れなかったりして
不便袋の中で眠る。



楽しいですね〜!!



「不便」最高です!



4.   「障害」も置いてみたりする



「バリアフリー」と言われて
随分と経ちます。



まだまだ「バリアフリー」に
なっていない所があり危険です。



では、
完全に「バリアフリー」化したら
どうなるのでしょうか?



一人で出来ちゃうから
もう誰も助けなくなる。



あえて「バリア」を作って置いてみる。
障害物を置いてみてはいかがなものか?



するとどうでしょう!
強い者が弱い者を助けるという
「助け合い」が発生します。



これも「便利」とは真逆です。



「便利」になり
「快適」になり
「機械化」されて
なんでも一人で出来るようになったら
無くなってしまう人間の味。



間違うかもしれないという
正解のないイベントに
ワクワクします。




「便利」を仕事にするか?
「不便」を仕事にするか?



私は「不便」を書き続けます!



それでは皆さま!
今日もなみなみと注ぐ一日を🌈










いただいたサポートで缶ビールを買って飲みます! そして! その缶ビールを飲んでいる私の写真をセルフで撮影し それを返礼品として贈呈致します。 先に言います!ありがとうございます! 美味しかったです!ゲップ!