物語にも現実感(リアリティー)を
映画やドラマを観るときに、リアリティって大切だと思います。
物語に入り込んで、登場人物に共感して、辛い部分や悲しいときに泣けるためには、「現実感」が大切です。
この現実感を意識した登場人物やストーリーの流れがあると、途切れることなく物語に没頭できます。
逆に、登場人物が「そんなことするか?」って感じる行動をすると、小石に躓いたかのように気になってしまいます。
例えば、虐待に近い罵倒されている子供が、門限を破って家に帰ったときに笑顔になるでしょうか。
プロのハッカーが、他人のiPhoneのパスワードを適当に入力して探したりはしないでしょう。
どちらも実際に見た映画(ドラマ)を見て、見つけたワンシーンでしたが、それまでは物語に吸い込まれていたにもかかわらず、このワンシーンになった途端に現実に引き戻されてしまうのです。
「あっ、これは作り物なんだな」って、"気づいて"しまいます。気づいてしまうと、また物語の中に戻るのには時間がかかってしまいます。
なので、最初から最後まで現実に戻されずに楽しめる映画やドラマを観ると、ステキな物語に出会えたな思えるのです。
物語であるのだから現実ではないのですが、それでもリアリティーを求めると言うのも面白い話ですが、物語に没入するためには欠かせないものですよね。
ちなみに、さっしの良い方はお気づきだと思いますが、最近映画を観てきました。それも素敵な映画です。
最後まで現実に戻ることのない、楽しい映画だったので次の記事にでも紹介したいなと思います。
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